趣味2022.11.10

ファッションデザイナー 横澤琴葉がメルカリを使いこなすための、リアル検索キーワード10選【MY REAL KEYWORD】

欲しいものを探すときに検索で使うキーワードを様々な人に訊いてまわる新連載。ここでは、日々膨大な数のアイテムが出品される中でひとつの「指針」となるようなお話を伺っていきます。第四回目のゲストは、以前からメルカリのヘビーユーザーを公言していた、ファッションデザイナーの横澤琴葉さん。一見して派手ではないし、むしろ驚くほどニュートラルだけれど、今のファッショントレンドにどことなく通じる。そんな絶妙なアイテムを掘り起こしてくる横澤さんの審美眼は実に独特。デザイナーでありながら一次流通と二次流通の境目をまったく気にしないという横澤さんの、ちょっと正直すぎるメルカリの活用法をご紹介します。
(撮影/信岡麻美、執筆・取材/長畑宏明[LIFT]、撮影協力/mu、編集/メルカリマガジン編集部)
ー今日はまず、横澤さんが実際にメルカリで購入したアイテムをいくつか紹介するところからインタビューを始めてみます。まずは、シスレー(SISLEY)ですね。これはどういう経緯で発見したものなんですか?

シスレーのシースルータンクトップと、和柄のキャミソール。

横澤 たしかベネトンの姉妹ブランドなんですが、私の父親が海外出張から戻ってくる時に飛行機かホテルのアメニティでシスレーの化粧品をもらってきたんです。そのパッケージとロゴがすごく可愛いなと思ったのが最初の出会い。その時はスキンケアブランドなのかなと思っていました。昔の雑誌でも広告をよく目にしていた気がします。

ーそこから今の気分にどうやってリンクしたのでしょう?

横澤 大人になってから高円寺の古着店でたまたまシスレーの白いワンピースを見つけたんですが、それが普通にかわいくて。ためしにメルカリでもシスレーのアイテムを調べてみたら、全体的にヘルシーかつ甘すぎない女性らしさがあって、いまちょうど良いテンションなんですよね。
シスレーはジーンズから始まったブランドでもあるので、ジーンズと合うアイテムをよく出しています。私も普段からよくジーンズを履くから、私服に合うものが見つけやすいんですよ。ある時期なんかメルカリに出品されているシスレーのアイテムはほぼ買い占めちゃった気がします(笑)。キャミソールとタンクトップのような軽いアイテムが特にかわいくて。

ーちょっとY2Kっぽいサイバーなニュアンスもありますよね。

横澤 そうですね。なんとなく安室奈美恵が着ていたようなイメージ。ハイネックのノースリーブのニット、白いキャミソール、デニムのミニスカート……すいません、安室ちゃんが本当に着ていたかどうかは分からなくて、超勝手な想像で言っていますが(笑)。

ー次はアン・ソフィー・バック(ANN-SOFIE BACK)。彼女のことは、横澤さんがよくインタビューで尊敬するデザイナーの一人として挙げています。

アン・ソフィー・バックのラメ入りキャミソール。

横澤 彼女は一時期、チープマンデイのディレクターを務めていたんですが、私も学生の頃、チープマンデイのネックレス類をよく買っていました。もちろん彼女のことは全く知らない状態で。それからアン・ソフィー・バックというブランドの存在を知って調べていくうちに、「私が買っていたネックレスも彼女のデザインだったんだ!」と気付いたんです。

ー自分の好きなことって意外と知らないところでつながっていますよね。

横澤 本当に。メルカリで出品されているアン・ソフィー・バックのアイテムはできるだけ買い残さないようにしています。ただ、メルカリではまだ値がついていないので、買う側としては有難いなと思いつつ、ちょっと複雑な気持ち(笑)。一枚布にレースのランジェリーをグチャっとつけたりしているんですが、そのセクシーなモチーフとゆるゆるのシルエットのコントラストが彼女の特徴だと思います。女性デザイナーだからこそできる大胆なフェミニンさがある。

ー今の描写はまさにコトハヨコザワにも当てはまる気がするのですが、もしかしてご自身のブランドでもよく参照している部分ですか?

横澤 うん、すごく意識していますね。理想の服のバランスに関しては、アン・ソフィー・バックが教えてくれたと言ってもいいくらい。今でも困ったら彼女のアーカイブを振り返るようにしています。オフィシャルのウェブサイトも含めてどこにも写真が残っていないから、自分がこれまでスクショしたデータを非公開のピンタレストにまとめているんですよ。

ーそうすると、メルカリに出品されているアーカイブも重要なリファレンスになりますね。

横澤 はい。コレクション単位とアイテム単位では印象が違うこともあります。コレクションで崩して着ているのを見てはじめてアイテムの魅力が分かったりもするし。

ー横澤さんを通じてアン・ソフィー・バックのことを知る人も多いんじゃないですか。

横澤 うれしいです。今はまだ価値がついていませんが、デザインがどれも素敵で、本当はメルカリでお客さんと奪い合いたい(笑)。

ー横澤さんご自身がメルカリを使い始めたのはいつ頃なんですか?

横澤 2018年くらいかな。まわりがだんだん使いはじめたタイミングで、私もたくさん買うようになりました。その時に探していたのは、ブレスとアン・ソフィー・バックが中心でしたね。アンは特にそもそも出回っている数が少ないのか、みんな大切に手元に残しているのか、メルカリ以外で買う手段がなかった。それまで資料を掘るだけで実物を一回も見たことがないのがもどかしかったんですが、ようやく体感できました。
ー最初はどういう目的で買っていたんですか?

横澤 仕事もプライベートも両方の目的を兼ねていますが、大前提としてただの「興味」なんです。自分のワードローブには加わらないけれど買いたいものだってあるし、それが後々になって仕事の役に立つとは限らない。単純におもしろい服を見たい、という気持ちで調べています。自分の記憶を掘り起こしていきながら、中学の時に着ていたような懐かしい服を「これっていま買えるのかな」と夜中に探しはじめる。私の場合、「みんなで懐かしい映画を観返して興奮を共有する」みたいなことを一人でやれちゃうから(笑)。
エンジェルブルーあたりは、もし自分が着ていたものを他人が持っていたら本当に買い戻したい(笑)。普通の画像検索では見つからないものでもメルカリで誰かが出してくれたりするじゃないですか。図書館みたいなイメージですよね。特に、私がティーン時代を過ごした2000年代はアナログとデジタルの入れ替え時期だから、消滅してしまった資料も多いと思うんです。

ーブログだとサービスごと消えているものもありますし、ウェブマガジンも新しくスタートしては消えての繰り返しでしたからね。かといって紙媒体で残っているわけでもない。エンジェルブルー以外で横澤さんがティーン時代に着用していたブランドをいくつか教えてもらえますか?

横澤 ジャッシーってご存知ですか? いわゆる109系です。そうだ、ココルルのパンツも今良いですよね〜。他は……今パッと思いつくのはローズファンファン。あとはラブボートとか?

ー横澤さんって昔はギャルだったんですか?

横澤 いま振り返ってみると、小学校の時はニコラとピチレモンが雑誌の二大巨頭で、私もよく愛読していました。佐藤栞里、ガッキー(新垣結衣)、大沢あかね、蒼井優……ほんとにみんな可愛くて。中学の時は「まわりでは一番服が好き」みたいな感じで、高校から徐々に古着を着るようになったんです。だから……どうだろ、そこまでギャルじゃなかった気がするけど(笑)。地元が名古屋だから109にも行けなかったし。

ーでは、自分のルーツに関わるもの以外で最近探しているアイテムは何かありますか?

横澤 子供の頃に流行っていたけれど手を出さなかったブランドの魅力を、もう一度掘り起こすのが楽しいですね。「今見るとめっちゃいけてるじゃん!」って。そういえば、この前のショー(2022年5月にホテルイースト21東京で行われた、単独では初となるコトハヨコザワのランウェイショー)でアルフレッドバニスターのシューズを使ったんですよ。

この日は、横澤さんが普段よく通っている下北沢の古着店、mu(ムー)で撮影。当日履いていたカーキのレイブパンツも同店で購入。

ーアルフレッドバニスター、まさに自分が高校生の頃(2000年代後半)にめちゃくちゃ流行っていました!

横澤 ですよね。私が古着屋さんで「形がかわいいな」と思って買ったシューズがたまたま全部バニスターだったから、「ショーでこれを使いたいんです」と(ショーのスタイリングを手がけた)小山田孝司さんに相談したら、彼も「めっちゃ懐かしいわ」と反応してました(笑)。メンズはお兄系なんですけど、ウィメンズだとクラフトっぽいレザーが施されているミュールとかがあるんですよね。実際にショーで使用したのは3〜4足。パンプスと靴下を重ねて履いたようなデザインのブーツが特に印象に残っています。

ー横澤さんが当時欲しかったけれど買えなかったものも知りたいです。

横澤 昔のシスターに置いてあった柄タイツですかね。当時タトゥー柄のタイツが流行っていたんですが、私は10代後半でまったくお金がなかった。逆に、自分でまかなえる範囲でどうやって楽しむかという発想だったから、当時のメインストリームをよく知らないんです。課題とアルバイトで忙しかったから夜遊びもしていないし(笑)。

ハートのモチーフがついたカットソーもメルカリで購入したシスレー。

ーそういえば横澤さんって服飾はどこの学校に通っていたんですか?

横澤 エスモード(ジャポン)です。文化服装学院のショーに行くと学生が「いくぞー」って円陣を組んでいたりして熱量が高いんですが、エスモードはみんな落ち着いているから、同じ服飾でもぜんぜん違うなと(笑)。ただ技術はちゃんと学べるので、今も私の同級生の多くがファッション業界で活躍していますよ。

ーその頃、横澤さんのまわりの人たちはどういうお店に通っていましたか?

横澤 えー、どういう感じなのかな。系統がいくつかに分かれていた気がします。ナディア(原宿のセレクトショップ)に通っている人、バージンメリー(古着店。2006年に前身となるカルトパーティーが高円寺でオープン。2010年に場所を渋谷に移して名称もバージンメリーに変更)、グリモワール(古着店。2008年に渋谷神南エリアにオープン。現在は渋谷パルコにも店舗を構える)が好きな人、もしくはヌードトランプ(名物オーナー、松村逸夫が手がける渋谷の古着店)からトランプルーム(同じく松村逸夫が手がけるパーティサロン。2007年にオープン、2019年に惜しまれながら休業)のコースで遊んでいる人。で、私は「へえ、あの子こういうところで買っているんだ、こういうのがあるんだ」みたいな感じで俯瞰しているという(笑)。自分のジャンルも、入り浸っているお店もない。

ーそれって、デザイナーでは珍しいタイプのように聞こえますね。

横澤 そうなんですかね。何事にも夢中になれず、すぐ客観視してしまう癖があるんです。純粋なファンになれない。常に程よい距離で接していないと自分というものがなくなってしまう気がするから。だから服作りにおいても、「これが私のクリエイションだー!」という実感をなかなか得られない。自分がどこへ行って何を着て、という一つ一つの体験がリンクして自分のブランドができていることは間違いないんですが。

ーそもそも、若い頃はちょっと天邪鬼になって当時のトレンドにうまく乗れないこともありますもんね。後から振り返るくらいがちょうど良いっていう。

横澤 そうなんですよ。物心がついてすぐに目にしたものは、10年以上経ってようやく一周する気がします。自分の中で懐かしさと新しさのバランスが良い塩梅になるから素直に楽しめて、それ以降は何を見てもおもしろく感じられる。今はもう、何でも好きになる可能性を秘めているように感じるんです。
いきなり話が飛んじゃうんですが、自分が急いでいる時に道の真ん中を歩いている人のことを邪魔だなと思ったとしても、その人が着ている服をいつか古着として自分が着る可能性だってあるよなと思うと、なんか、「めっちゃいいじゃん!」って(笑)。

ベネトンの「ブルーファミリージーンズ」というラインのTシャツ。何ともいえない柄だけど、着ると2020年代らしさが出るのが不思議。

ーうん、そういう意味では、服はいろんなものを自分が意図しないところで勝手に繋いでくれますよね。

横澤 服はすごいですよ。みんな服のために、わざわざ洗濯したり、アイロンをかけたり、ハンガーを買ったりするわけじゃないですか。それでどんなにお洒落に興味がない人でも一応自分で組み合わせを考えて着るわけで。この前なんか、アイロンを買おうとしている人を遠くから見てホクホクしていましたもん。感覚がバカになっているのかも(笑)。

ー服のデザインやテイストだけでなく、成り立ちとか取り扱われ方にも興味がある?

横澤 うん、服の保管を含めて全部が好きなんです。メルカリが日本で普及したのも、多くの人が服をきれいに保管しているからじゃないか、と思うんですよね。着物の世界では人に送る時に1着1着を紙で包むのが当たり前で、保管には専用の衣装ダンスもあるから、もしかするとその名残なのかもしれません。メルカリで商品を送る時にムシューダをちゃんと入れてくれる人もいますからね(笑)。

この日も持参した服は着る前にちゃんとアイロンがけ。

ー自分もメルカリで何百と買っていますが、届いてみて「うわ、汚い!」というものはほとんどないですよね。横澤さんはご自身ブランドも検索してみたりするんですか?

横澤 ちゃんと相場をチェックしますよ。よくお客さんの値下げ交渉を観察しています。「これ以上は値下げできません」というコメントを見るとつい応援したくなる。「みんなで価値を下げることはせんとこうな〜」って(笑)。コトハヨコザワの場合、自社のECではほとんどセールをしないんですが、「どこを探してもないから」という理由でメルカリで購入する人も少なくない。私がアン・ソフィー・バックを買う時と同じですね。値段が安いからという理由だけではない。メルカリにはプラットフォームとしてそういうフラットさがあると思います。

ー横澤さんが一デザイナーとしてメルカリでやってみたいことは何かあります?

横澤 実名で、コトハヨコザワのオフィシャルアカウントを運営してみたい! 手芸が好きな人のために服作りの過程で出た残布を集めたセットを売るとか。もしくは、自分で着たコトハヨコザワの古着をちょっと安く出すのもいいかも。生産数は少なかったけれど自分が気に入っていたものがあるので。それがコトハヨコザワの検索結果として、みんなが出品してくれた商品と一緒に表示されたらおもしろいじゃないですか。

ーファッションの既成概念を内側から押し広げていくような感じですね。

横澤 あと……これはずっと考えていることなのですが、商品とブランドがより紐づいて、デザイナーが出品されたものを公認できるシステムが欲しい。要はユーチューブの切り抜き動画(ユーチューブにアップロードした動画が他のユーザーによって切り抜かれて使用された場合、作成者本人に収益が分配される)みたいなこと。ファッション業界がまるで二次流通が存在しないかのように振舞うのが少し気持ち悪いから、それだったらデザイナーから出品者に付加価値を加えてあげたい。私が「この商品はこうやって作りました」「初期だから貴重だと思います」みたいにコメントできる機能があればいいですよね。今はとにかく見守ることしかできないので(笑)。

ーこれまでファッションのブランディングというと、とにかく「閉じる」方向に行きがちだったのですが、今の横澤さんのお話を伺うと、ファンダムとデザイナーの距離が一気に縮まっていることを実感します。

横澤 今、デザイナーが完全に新しいものを生み出すことは不可能じゃないですか。少なくとも私はそう思っている。自分が着てきたものや見てきたものからしかものは作れないし、作るものの数が増えてきてやっとその時の軸が出来上がる。ちなみに、今日撮影で使わせてもらったmu(ムー)で買った古着からもたくさん参考にさせてもらってます。このTシャツはクラッシュしたところから裏地がみえているのが好きだったから、次の新作ではこんなものを……

上:Muで購入したヴィンテージのTシャツ。店主の貴志さんいわく、おそらく競技用とのこと。
下:2023春夏コレクションで発表予定のダブルフェイスのTシャツ。

ー偶然によって出来上がったデザインって、ある意味では最強だと思います。

横澤 そう。私にとっては、一時流通か二次流通かにかかわらずすべてがクリエイションに関係するものなんです。とか偉そうなこといって、自分が思い入れがあるものに限って売れなかったりするから、その時は自分で買い取ってメルカリに出そっかな(笑)。
シスレー:1968年に誕生したイタリアのファッションブランド。当初はデニムコレクションを軸にしていた。「サイバーとスポーティな要素が混ざっていて、過剰な装飾がないから、普段使いやすいんです」

アン・ソフィー・バック:2001年にスウェーデンで創立されたファッションブランド。デザイナーのアンは2009年にチープマンデイのクリエイティブディレクターに就任。「野暮ったい中にユーモアが入ることで斬新に見えるんですよね」

チープマンデイ:2004年にスウェーデンで創立されたデニムブランド。当時にしては安価なスキニージーンズを筆頭に日本でも大ヒット。「ネイルチップやコームがモチーフになったネックレスが可愛くて!」

ブレス:1996年にデジレー・ハイスとイネス・カーグによって設立。現在はベルリンとパリに拠点を置く。日常的なモチーフを落とし込んだ小物や古着を再構築したアイテムがカルト的な人気を誇る。「アンと同じくブレスも探す時はメルカリ一択でした」

エンジェルブルー:ナルミヤ・インターナショナル内の子供服ブランド。1989年創立。比較的高級だが90年代〜00年代にかけて一世を風靡した。「上京したての頃は、自宅近くのリサイクルショップでよくパチモンが売っていました(笑)」

ジャッシー:2000年代に中高生の間で支持を集めたギャルブランド。渋谷109の店舗が象徴的。「ショッパーを見るだけでも胸が締め付けられます(笑)」

アルフレッドバニスター:アバハウスインターナショナルが展開するシューズブランド。1994年創立。「クラフト感のあるウィメンズのブーツ類は今の気分にバッチリはまると思いますよ」

シスター:2008年にスタートしたセレクトショップ。2018年に神宮前から松濤に移転。「ショーウィンドウ越しにタイツを履いたトルソーをみて憧れていました」

コトハヨコザワ:「値下げ交渉は私がチェックしてますからね〜(笑)」

クラッシュ Tシャツ:ヴィンテージの世界には「ボロ」という確固たるジャンルがあり、風合いが良いものには高値がつくことも。「暑い夏に着るためのTシャツなのに生地が二重という意味の分からなさが愛おしいです」

横澤琴葉

1991年愛知県生まれ。名古屋市内のファッション専攻の高校を卒業後、上京。エスモード東京校に入学し、その後ユニクロにてキッズ部門のデザイナーとして勤務しつつ、ファッションのフリースクール・coconogacco(ここのがっこう)に通う。退職後、再びエスモードAMIに通い、2015年3月より自身のブランド・kotohayokozawa(コトハヨコザワ)をスタート。昨年、ZOZOと協業したSINK kotohayokozawa(シンク)を始動。

長畑宏明

1987年、大阪府生まれの編集者。お仕事の屋号はLIFT。2014年にファッション雑誌『STUDY』を創刊。近年の誌面では頻繁にメルカリで購入した古着を使用している。ちなみに、メルカリでいつも探しているのは、絶妙なプリントが入った80〜90年代のスウェットシャツとTシャツ。

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メルカリマガジン編集部

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