アウトドア2022.06.22

アウトドアの達人16人に聞いた「キャンプの収納力を最大化するコンテナ・収納ボックス」27選

キャンプを楽しむためには、たくさんあるキャンプ道具をまとめたり整理したり持ち運んだりするものが必須ですよね。今回は、ベテランのキャンパーたちが実際に現場で使用している収納ボックスやコンテナをリサーチしてみました。どれも長いアウトドア経験に裏打ちされた、実践的なものばかりです。

(執筆/ひろさわゆかり、編集/株式会社モジラフ、メルカリマガジン編集部)

増えてしまったキャンプギアをすっきり収納するテクニック

写真提供:タナちゃんねる

新型コロナウイルスによるパンデミックでライフスタイルが変わり、野外で人と距離を保ちながら遊べる「キャンプ」に注目が集まりました。キャンプにハマると道具を買うのが楽しくなり、買ったはいいけど増えた道具を収納できなくて困ってしまう……なんてこともあるようです。キャンプ場でもギアを広げてしまい、「あれ、どこに置いたっけ?」なんてこと、ありませんか? 

そんな時は、コンテナやカゴ、収納ボックスなどを利用すれば、細かい道具を一括でまとめられるのでラクチンです。自宅でのキャンプ道具の収納にも使えて、そのまま持ち運べます。キャンプ場へ行くと、先輩キャンパーさんたちは素敵な収納ボックスをキャンプサイトにレイアウトしているんですよ。

まずは、収納ボックスの種類とシーン別の選び方の基本情報から。『ゆるっと始める キャンプ読本』(KADOKAWA)の著者である、キャンプコーディネーターのこいしゆうかさんに伺ってみました。ぜひコンテナ・収納ボックス選びの際の参考にしてみてください。

アウトドア用コンテナ・収納ボックスの種類とシーン別、用途別の選び方

キャンプ道具を上手に収納するいちばんのコツは、使うシーンや用途ごとに分類してアイテムをパッキングすることだそう。

「ハードコンテナは頑丈でスタッキングしやすい、ソフトコンテナは生地が柔らかいので柔軟性が高くて自由度が高い、カゴタイプは穴が開いているため濡れたものを入れられる……など、それぞれに特徴があるので、用途に合ったものを探しましょう。さらにキッチン関連はこれ、テント関連はこれ……といった感じで、アイテムのジャンルごとに分けて仕分けするのがおすすめです」(こいしゆうかさん)

実際にキャンプ場のどんなシーンで使うのかを考えて素材を選びアイテムのジャンルごとに収納しておくことで、キャンプ場についてから「あれはどこ?」と探すこともなくなるし、おうちに帰ってからもそのままボックスごとしまえるというわけです。カラーやデザインもさまざまなので、自分のキャンプサイトの雰囲気に合せて探してみましょう。


というわけで、今回は

  • ハードコンテナ系
  • ソフトコンテナ・トートバッグ系
  • カゴタイプ・折りたたみコンテナ系

  • の3タイプに分けてみました。

    アイテムについては16名のキャンプの達人たちが実際に現場で使っているコンテナや収納ボックスを紹介。それぞれのどんなメリット・デメリットがあるのかも聞きました。

    お話を伺ったのは、キャンプ歴3年からキャンプ歴30年のベテランさんまで。ソロキャンプを中心にしている方、仲間とバイクででかける方、大規模なキャンプイベントを主催する方などに「どうしてこのコンテナや収納ボックスを選んだのか」と質問したところ、みなさんこだわりがありました。

    ハードコンテナ系:頑丈でスタッキングしやすい。イスやテーブル代わりにも

    ハードコンテナは樹脂やアルミなど硬い素材でできているので、頑丈なのが特長。また防水仕様のものは、車のルーフキャリアに積むことも可能。キャンプ場では、テーブルやイス代わりに使う方もいました。

    ただし、形状が変化しないのでデッドスペースが多くなり、思っていたよりも物が入らない場合も。車に積むときも、ソフトコンテナのように柔軟性がないので、積み方に工夫が必要なのだそう。

    最近は、サイズも多岐に渡り、よりスタッキングしやすいデザインのものが新たに発売されるなど、ますます使いやすいアイテムも登場。コンテナ単位で分別すれば自宅で収納する際にも整理しやすく、フタがついているため埃がたまりません。ハードコンテナを使用しているベテランキャンパーのほとんどが、キャンプ場で撤収したギアをコンテナに入れて運搬し、そのまま自宅の収納に入れていると話していました。

    「ハードコンテナは、容量が大きければいいというわけではありません。“モノを入れすぎて重くなり持ち運びできない!”ということも、キャンプあるあるなんです。容量が大きいものは寝袋や組み立て式のチェアなど、軽めの道具を入れるのがおすすめ。クッカーやバーナー類など重さのあるものは、30リットルぐらいの大きさのコンテナに入れたほうがいいかもしれませんね」(こいしゆうかさん)

    GORDON MILLER(ゴードンミラー) STACKING TRUNK CARGO(スタッキングトランクカーゴ) 50L

    「ブランドとしてのGORDON MILLERとカラーが気に入り2台購入。1台目は主にチェア、テーブル、コット、寝袋、マット類を、2台目は衝撃に弱いプロジェクターやスピーカーなどの電子機器などを、ダメージから守るために入れています。スタッキングできる形状で天井部がフラットなので、テーブル代わりにも利用しています。また、見た目がカッコよくて、テーブルや台として2役で活用できるところも気に入っています。ただ、意外と収納量が少なく、積載時のデッドスペースが結構あるのが気になる点ですね」

    (リコメンドしてくれた人;長田直之さん キャンプ歴/30年 キャンプスタイル/3~5人の少人数から、大人数のキャンプイベント主催などさまざま)

    THOR(ソー) Large Totes With Lid(ラージトートウィズリッド) 53L

    「シンプルな見た目と、いろんなサイズがあって、今後数を増やしたとしてもスタッキングができるので選びました。テントや寝袋、イス、ランタンや調理道具類など、現地で忘れると困るものを自宅で収納してから運んでいます。フタの左右にツメがあり、本体にひっかけて閉めるのですが、フタを開けるときにそのツメが外しにくくて、最初はわからずとまどいました。コツがわかれば大丈夫です」

    (リコメンドしてくれた人;ふうさん キャンプ歴/25年 キャンプスタイル/ソロキャンプスタイルの友人たちと数名で)

    TRUSCO(トラスコ) トランクカーゴ 70L

    「これを購入したのは2019年。工業用のデザインが無骨で気に入ったTRUSCOのトランクカーゴを購入。キャンプでのギアの運搬&収納用と、家でのキャンプグッズの保管用として使用しています。また、写真のようにステッカーを貼って、自分のものだとわかるようにしています。物は沢山入りますが、入れすぎると非常に重く、自宅がエレベーター無しの3Fにあるので、持ち運びにちょっと苦労しています」
    「ただモノを入れて運ぶだけじゃなく、テーブルやちょっとした道具を置く場所としても使えるといいなと思い、フタの裏につける木製の板を自作して出品している方がいたので、メルカリで購入。キャンプ場では、こうしてフタを裏返しにして、テーブル代わりにも使っています」

    (リコメンドしてくれた人;イリエカズヒロさん キャンプ歴/3年 キャンプスタイル/友だちと大勢で)

    RISU(リス) TRUNK CARGO(トランクカーゴ) TC-50

    「他のブランドに似たようなアイテムがあって迷いましたが、色が気に入ったのでこちらを購入。キャンプで使う細々とした物をまとめて収納しています。フライパンやおたまなどの調理器具、コップや皿などの食器、ナタやハンマー、ランタンなど。より細かい物はジャンルごとに小分けの袋に入れて入れて整理しています。また、ある程度の容量があるので、たくさんものが入ります。このコンテナに入れておけばキャンプに持って行くときに忘れ物がありません。デザインと色の主張が強すぎないので、普段自宅のインテリアに馴染むところも気に入っています。不便だと感じるのは、上面に緩やかな丸みがあるので、車に積んだり、家にある時にコンテナの上に物を乗せたりしても安定しないことですね。2つ目を購入する時にスタッキングができないのは不便かも」

    (リコメンドしてくれた人:オカノカレーさん キャンプ歴/7年くらい キャンプスタイル/友人2~3人での少人数キャンプ、友人家族とのグループキャンプ)

    RISU(リス) TRUNK CARGO(トランクカーゴ) 50S LOW

    「重ねて置けるところが購入の決め手に。大きすぎると中に物を入れすぎて、重くなってしまうけど、サイズ感もちょうどよかったですね。今年購入して、先日初めて車に積んでみたら、フタが平らになってスタッキングしやすく、今までのコンテナよりも車に積み込みやすかったです。気に入ったので黒と緑を1台ずつ購入しました。黒にはペグ、ハンマー、ロープ、スコップ、炭トング、トライポッド、グローブ、燃料、火器など汚れる小物を、緑には食器などのキッチン小物を収納しています。自宅では中身を入れたまま置いていますね」

    (リコメンドしてくれた人;いくさん キャンプ歴/10年 キャンプスタイル/何組かの家族とファミキャン)

    DULTON(ダルトン) ALUMINUM CONTAINER ''CONVOY 2'' RC-S(アルミ コンテナ "コンボイ 2" RC-S)

    「頑丈そうなのと見た目が好みだったので、5年くらい前に購入。テントや寝袋以外のこまごまとしたものを収納しています。このアルミボックスにその都度必要なキャンプ道具を入れて運搬し、帰宅後もそのまま収納として置いています。また、テーブル代わりになるので便利。素材がアルミなので、バーナーも蓋の上で使えますし、熱くなったクッカーも置けます。たくさん入るので、運ぶときに重たくなってしまうところ以外は不満なし」

    (リコメンドしてくれた人;風森美絵さん キャンプ歴/18年 ソロキャンプか、ソロスタイルの友人たちとグループキャンプ)

    ギャレーボックス(アンティーク品)

    「航空機の機内食の運搬や収納に使われる『ギャレーボックス』です。アンティーク品のため詳細は不明ですが、恐らく航空機の払下げ品かと思われます。無骨でシンプルなデザインが魅力。レザーを貼ったりペイントしたりして、自分好みにカスタムしてもよさそうです。もともと航空機で使われていただけあり、収納力も抜群で、かつ軽いのがポイント。調味料や食器類、調理器具などを丸々収納できます。調理関連グッズのような、外に出しておくと生活感が出てしまうものを、隠す収納にぴったりなアイテムです。また、アンティークな質感がたまりません。メルカリでも取引されているので、アンティーク好きの方はぜひ調べてみてください。最近ではキャンプギアとして発売しているメーカーもあるので、今後こういったデザインの商品が増えるかもしれません。質感に味わいがあってシンプルなコンテナを探している方は、ギャレーボックスをおすすめします」

    (リコメンドしてくれた人:タナちゃんねるさん キャンプ歴/4年 キャンプスタイル/いろいろ キャンプギアメーカー「TOKYO CRAFTS」を運営するキャンプ系YouTuber)

    無印良品 ポリプロピレン頑丈収納ボックス・大

    「赤や白で統一したテントサイトを作っていたから、無印良品の真っ白なこのコンテナを購入。自宅ではキャンプ用品を入れたまま収納しています。キャンプへ行くときは、コンテナのふたを開けて、中のキャンプ道具を縦置きにしてたくさん入れて、車に載せています。キャンプ後は汚れたもの(雨で濡れたものや泥のついたもの)を収納しています。キャンプ道具を縦収納することで、トランク内の収納力が上がり、車の荷室を汚さずに自宅まで帰れるところがお気に入り。横の持ち手がしっかりしているので、安心して運べるところもいいですね」 

    (リコメンドしてくれた人;muneさん キャンプ歴/10年くらい キャンプスタイル/車移動でソロキャンプ)

    IKEA(イケア) KLÄMTARE(クレムターレ)ふた付きボックス 室内/屋外用 大・小

    「丈夫でコスパがいいコンテナを探していて、自宅の収納のサイズにピッタリハマったので購入。大きいサイズのコンテナの上に小さいサイズのコンテナを2つ載せられます。フタのでっぱりにコンテナがハマって、ずれないようになっているところも気が利いています。大きいコンテナにはテントやテントシート、チェア、テーブルなどをまとめて収納。小さいコンテナにはキッチンツールを収納。それぞれ車に載せてキャンプ場まで運搬し、帰ったあとはそのままクローゼットやキッチンにしまう。コンテナを使っていないときは、キャンプのたびにいちいち物をかき集めて、バッグに入れていましたが、コンテナを利用するようになってからは、準備時間がコンパクトになりました。今はまだ、普通に車の荷室に入れていますが、今後、車にルーフキャリアをつけて、そこに載せる可能性もあるので、雨にも強く、頑丈なものを選びました」

    (リコメンドしてくれた人:Y・Iさん キャンプ歴/15年 キャンプスタイル/夫婦でデュオキャンプ、友だち家族とグループでキャンプ)

    アイリスオーヤマ 密閉RVBOX(アールブイボックス) カギ付 460

    「バイクでキャンプ場に行っています。なので、バイク(スーパーカブ)の運転に影響ない大きさ(30リットル)で、フタにパッキンや鍵がついているこちらを購入。テント一式、焚き火台、イス、寝袋、ジェットボイル、クッカー、ライト、水筒など、寝袋とマット、食材以外をすべて収納しています」
    「フタが付いているのでバイクで走行中、中身が飛び出す心配がないし、雨に降られてもパッキンが付いてるから水が入らないところがポイントです。サイズは若干小さい気がします。あと少し横長なら、なおよしかな」

    (リコメンドしてくれた人:しみずくみさん キャンプ歴/10年以上 キャンプスタイル/バイクでソロキャンプ、ソロキャンプスタイルの友だちとグループキャンプ)

    アイリスオーヤマ 高い所BOX TB-54

    「普段はクローゼットの上段にしまうため、高い所でも取り出しやすいように、ボックスの下の部分に取っ手がついているこちらを購入しました。埃が入らないようにフタが閉められるところも気に入っていて、キッチンツールと食器入れとして利用しています。クローゼットにもピッタリなサイズなので、家で収納する時にも無駄がない。また半透明なので、フタがしまっていても中身がわかるのは便利です」

    (リコメンドしてくれた人:くまこさん キャンプ歴/15年 キャンプスタイル/夫婦でデュオキャンプ)

    編集部おすすめのハードコンテナ3選

    ここから3つのハードコンテナは、キャンプの達人にお話を伺ったポイントを参考に、編集部が選んだおすすめのアイテムです。

    YETI(イェティ) LOADOUT GOBOX 30(ロードアウトゴーボックス30)

    プレミアムクーラーボックスが人気の「YETI」のハードコンテナ。クーラーボックス同様にフタや本体に継ぎ目がなく、防水性・防塵性にすぐれた頑丈なつくりになっており、かつ、見やすく収納できる仕切りと小物ケースがついていて、キャンプギアを分けて収納することが可能。

    また小物ケースには持ち手もついていて、単体で持ち歩くことも可能。フタの内側のメッシュポケットには、こまごましたものが入るきめ細やかな工夫がなされており、さすがのひと言。もちろんスタッキングも可能。シンプルかつゴツさもあるルックスがカッコいい。

    molding(モールディング) TRUNK BOX CART 67L with Cathtors(トランクボックスカート 67L ウィズキャスター)

    大型のハードコンテナの難点は、荷物はたくさん詰められるけど、その分重くなって持てなくなってしまうこと。それを解決すべく、最大38㎝まで伸びる持ち手と後部にキャスターが2輪ついて、ガラガラと転がしながら運ぶことができる優れものです。

    しかも、フタには仕切りがついた小分けできるボックスもついていたり、南京錠が通せる穴がフタについていたりと、細部にも工夫がたくさんあっておすすめです。

    FIELDOOR(フィールドア) ALUMINUM CONTAINER BOX L(アルミコンテナボックスL)

    素材がアルミなので、フタの上でバーナーを使ったり、熱くなった鍋を置いたりすることも可能。テーブル代わりに使えば、ロースタイルのチェアにもぴったりな高さ。また本体正面とサイドにも持ち手がついているので、持ち運びもしやすくなっています。そして、デザインもシンプルながらスタイリッシュ。使い込むうちについた傷も、きっと味わいになるはず。

    ソフトコンテナ・トートバッグ系:たっぷりの容量と取り出しやすさがメリット

    ソフトコンテナは布やポリエステルなど、やわらかい素材でできているので、形が変化するというのがいちばんの特長です。そのため、もともとのコンテナの容量以上に物を入れることも可能ですし、車に積んだとき、隙間にフィットするというメリットもあります。

    またソフトコンテナは、防水性がないものが多いので、雨が降ったり泥汚れがついたりすることもあります。地面にふれる部分が防水の生地を使っているものであれば、汚れを気にせず使えます。

    トートバッグは、ソフトコンテナ同様に素材は布やポリエステルなどのやわらかい素材のものが多いです。フタがないので、ソフトコンテナ以上に自由度は高く、縦長なものを縦置きで収納もできます。逆に、フタがないために細々したものをたくさん入れると、車の揺れでこぼれてしまうデメリットもありそうです。

    「トートバッグはフタがないので、多少サイズが違うものを入れても大丈夫。ハードコンテナには入りきらないような長いものでも入れられます。また、取り出しやすさもあるので、よく使うものを優先的に入れておくのと便利です」(こいしゆうかさん)

    ALBATRE(アルバートル) MULTIGEAR CONTAINER(マルチギアコンテナ)M 48L

    「色、機能性、価格で選びました。調理器具、カトラリー、照明類、小型の焚き火台、斧、火バサミなどの小物を収納しています。見た目がとても良くて、特に色合いが気に入っています。ソフトタイプのため収納力が高く、車に積むときもある程度変形してギュッと押し込めるので、デットスペースが少なくなるのがよいですね」

    (リコメンドしてくれた人:長田直之さん キャンプ歴/30年 キャンプスタイル/3~5人の少人数から、大人数のキャンプイベント主催などさまざま)

    「私もハードコンテナや折りたたみコンテナなどいくつか持っていますが、いちばん使い勝手がいいのがアルバートルのこのソフトコンテナです。クッション性があるのでお皿や鍋を入れています。あまりに気に入って、大量に購入して仕事仲間らにプレゼントしたくらい。底面が防水なのもいいし、仕切りが取り外せるので入れ物のサイズにも合わせられます」

    (リコメンドしてくれた人:こいしゆうかさん)

    SEATTLE SPORTS(シアトルスポーツ) フロストパック40QT

    「本来はソフトクーラーなので、食材の保冷にも使えるため収納ボックスとの兼用で購入。調理器具やカトラリー類、調味料など、主にキッチンまわりの道具を入れています。柔らかい素材なので、ある程度道具の形を気にせずにパッキングできるところが便利ですね。詰めすぎてフタが膨らんだり、側面が出っぱったりはしますが……」

    (リコメンドしてくれた人:えびさん キャンプ歴/10年 キャンプスタイル/ファミリーキャンプ)

    THERMOS(サーモス) ソフトクーラー20L

    「クーラーボックスのサブアイテムとして、折りたためるソフトクーラーを購入。キャンプへ行く途中で買った食品類が入らなかったときや、ハードコンテナに入りきらないアイテムを入れて運搬しています。中身がなくなれば、折りたたんで持ち帰ります。また、やわらかい素材なので、物を詰める順番など考えずに、ドカドカ入れられるのが便利。前にある大きなポケットにも、調味料類などこまごまとしたものが入るのもいいですね。長く愛用しているのでだいぶ汚れてきましたが、洗濯もできるので、壊れるまで使いたいです」

    (リコメンドしてくれた人:Y・Iさん キャンプ歴/15年 キャンプスタイル/夫婦でデュオキャンプ、友だち家族とグループでキャンプ)

    coleman(コールマン) 大型トートバッグ

    「夫が20年以上前に買ったものです。キャンバス地がかなり分厚いので、重いものでも入れられますし、20年経っても壊れません。サイズがとても大きく重宝しています。キャンプ道具をまとめて入れるために使用しており、現在は、寝袋などハードコンテナに入れられなかったものを雑に入れて、車に載せています。ふだんは畳んでクローゼットに収納。とにかく大きいので、なんでも入るところがポイント。フタがないから、物を縦に刺して入れることもできます。寝袋など大物を詰めたあいだに、小さなものを入れることも可能。出発間際に急に思いついたものなどを、いつもこのトートに入れています」

    (リコメンドしてくれた人:Y・Iさん キャンプ歴/15年 キャンプスタイル/夫婦でデュオキャンプ、友だち家族とグループでキャンプ)

    編集部おすすめのソフトコンテナ・トートバッグ

    ここから2つのソフトコンテナは、キャンプの達人にお話を伺ったポイントを参考に選んだ編集部おすすめのアイテムです。

    Canyonworks(キャニオンワークス) CWF(シーダブルエフ) ALL WEATHER CONTAINER M(オールウェザー コンテナ M)

    布製のものが多いソフトコンテナは、雨などで濡れてしまう欠点も。そこを補ったのが、防水生地を使ったこちらのソフトコンテナ。内部には、取り付け位置を調整できる仕切り板が2 枚ついていて、整理がしやすく、また外壁にはパッド入りの補強板が入っていて、中身を守るとともに、この板を取り外すことでコンテナをたたんでコンパクトにすることできます。

    WHATNOT(ワットノット) GEAR CONTAINER(ギアコンテナ)

    「LIFE WITH TOOLS」をコンセプトに、金物の産地でもある兵庫県三木市に誕生したDIYブランド「WHATNOT」のオリジナルアイテムがこちら。ボディの素材は、撥水加工がされたポリエステル。底にはポリエステル製の布を軟質の合成樹脂で挟んだ生地「ターポリン」を採用し、汚れを防ぐことができます。

    ボディの外側には、3連ベルトループがついていて、カラナビなどでさまざまなアイテムをひっかけることも可能。内側の仕切りも、中身に合わせて位置をズラせるので、アレンジ自在です。

    カゴタイプ&折りたたみコンテナ系:濡れたまま入れられたり、折りたためるものも

    カゴタイプには、形状が変わらないタイプと、折りたためるものがあります。

    使わないときは重ねられたり、折りたためるものはたたんで積み重ねられたりするので、コンパクトになるのが最大の利点。ほとんどのアイテムが網目のように本体に穴が開いているので、食器の洗い物をしたあと、濡れたまま入れられることもメリットです。

    ベテランキャンパーたちのなかには、食材の買い出しのときなどにスーパーで買ったものをそのまま入れて、キャンプ場に持っていくという方も多かったです。いくつも購入して、ギアを分類して入れるなど、工夫して使っている方がほとんどでした。

    「カゴタイプは、フタがないのでガサツにぼんぼんアイテムを入れておけるのがポイント。また、濡れたものなども気にせず使えます。スタッキングできたりするものを選ぶといいでしょう。折りたたみコンテナは、折りたためる分、強度も弱くなるので、あまり重いものを入れるのはNG。使わないかもしれないけど箱がほしいときや、道具をまとめて移動するための箱という程度の認識ぐらいがちょうどいいかもしれません」(こいしゆうかさん)

    GORDON MILLER(ゴードンミラー) 折りたためる取っ手付きコンテナL

    「ブランドと色が好きで、機能性にも魅力を感じて購入。普段は自動車のメンテナンス道具(スポンジ、洗剤、ウェス、工具など)を入れて、車に積みっぱなしにしています。キャンプ時は小物の収納や運搬に。買い出し時は食材の運搬、キャンプ場ではキッチンペーパーやウェットティッシュから、キッチン用品、その他小物まで、水場が遠いところでは洗い物などを一度に運べたりできて、本当に重宝しています」

    (リコメンドしてくれた人;長田直之さん キャンプ歴/30年 キャンプスタイル/3~5人の少人数から、大人数のキャンプイベント主催などさまざま)

    CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) 取ッ手付FDコンテナ〈L〉

    「使わないときに折りたためて、重ねられるのが魅力。キャンプや車中泊でカテゴリー分けをしてギアを入れたり、買い出しのときのスーパーのショッピングバスケットとしても使っています。同じブランドの棚(CSクラシックス 木製4段MOVEラック)も購入して、棚にこのコンテナをセットして置いています。家に帰ってきたとき、スタメンギアはカゴごと収納。食料や消耗品、衣類など用に臨時増設したカゴは、折りたたんでしまいます」

    (リコメンドしてくれた人;まつだともえさん キャンプ歴/10年 キャンプスタイル/パートナーとふたりでデュオキャンプ。テントを張らずに、レンタルキャンピングカーで泊まることもあり)

    POST GENERAL(ポストジェネラル) HEAVY DUTY BASKET(ヘビーデューティーバスケット)

    「スーパーで買い出ししたもの(クーラーボックスに入れる必要がないもの)をそのまま入れて運搬するのに楽だと考え、カゴ型を購入。現在は、細かいギアを片っ端から突っ込んでいます。複数使用しているため、一つは洗い物入れにしたり薪入れにしたり、その時々に応じて使い方を変えます。軽くて丈夫で、ガシガシ使えます。大きさが丁度よく、何でも入れられ、車にも積みやすいです。またハンドルの畳み方に応じてコンパクトに重ねて収納したり、2段にスタッキングできる点も便利。現在は同じシリーズで別サイズも出ているので、そろそろ買い増したいですね」

    (リコメンドしてくれた人;ヤマダさん キャンプ歴/17年 キャンプスタイル/何組かの家族でファミキャン)

    Snow Peak(スノーピーク) シェルフコンテナ50

    「頑丈かつ、広げれば棚として使える『変形コンテナ』という面白い商品です。運搬時はコンテナ・運び終わったらシェルフ(棚)として使用できるのが魅力です。25・50の一回り違う2サイズ展開なので、必要に応じ使い分けられます。ワイドに開いて棚になるので、底の方の荷物を探したり、移し替えたりする必要がありません。荷物を下ろしたらすぐ使え、余計な時間と手間を省けます。また変形方法は簡単で、ロックを解除し両端を持って左右に開いたら、再びロックするだけ。最大積載量は20kgなので、薪や調理器具など重たい荷物を入れても問題ありません。天板を載せたり、脚を付けたりすればテーブルにもなります。四隅の部品が噛み合うため、最大三段まで重ねられます。重ねてもズレず、車の振動やブレーキで崩れる心配もありません。コンテナ・シェルフ・テーブルと、幅広く使える収納コンテナを探している方におすすめです」

    (リコメンドしてくれた人;タナちゃんねるさん キャンプ歴/4年 キャンプスタイル/いろいろ キャンプギアメーカー「TOKYO CRAFTS」を運営するキャンプ系YouTuber)

    MAHALO PALETTE LI'I(マハロ パレット リィ)ハワイアンバスケット

    「キャンプ場でテーブル代わりに使えて、普段は買い物かごとしても使えます。ポップな見た目もお気に入り。持ち手があるので片手で持てるし、使わないときは重ねてしまえば、いくつも収納可能。アウトドアで使うものは、必ず2way以上で多目的に使えるものにしたいんです。常温の食材と、クッカーなどキッチン用品を入れています。当日にスーパーにそのまま持ち込んで持ち帰りの買い物かごとしても活用。テーブル代わりに使っている時も、カゴの中に調味料などを入れているので取り出しやすいですね。ただ、フタを持ち上げないといけないので、スライド式で開けられたらもっと便利だと思います」

    (リコメンドしてくれた人;こまきさん キャンプ歴/15年 キャンプスタイル/車移動でソロキャンプ、ソロキャンプスタイルの友人たちとグループキャンプ)

    編集部おすすめのカゴタイプ&折りたたみコンテナ

    ここから2つのコンテナは、キャンプの達人にお話を伺ったポイントを参考に選んだ編集部おすすめのアイテムです。

    GORDON MILLER(ゴードンミラー) FOLDING CONTAINER RACK(フォールディングコンテナラック)

    折りたたみや積み重ねができるのが特長。側面が開くので、スタッキングした状態でも中身を取り出したり、確認することが可能で、棚のように使えるコンテナです。コンテナ自体の向きを変えてスタッキングすることもできるので、キャンプで使いやすいようにレイアウトしたいところ。

    SLOWER(スロウワー) FOLDING CONTAINER Estoril(フォールディングコンテナ エストリル)

    折りたたんでスタッキングができるので、予備として車に積んでキャンプ場で使ったり、家に持ち帰ってコンパクトにしまうことも。別売りのテーブルトップ スティアをフタのようにかぶせると、テーブルとしても使用可能。デザインもオシャレで、キャンプ道具をスッキリ、センスよく収納できます。

    収納上手は「キャンプの達人」への第1歩

    今回、キャンプの達人たちの生の声を聞いて感じたことがあります。それは、何度もキャンプへ出かける方々は、家の中でもキャンプ道具を上手に収納し、それを運搬し、テントを張ったときもスッキリとレイアウトしている方ばかり。さらに、色を統一したり、デザインにこだわることで、ほかのキャンパーにちょっとした差をつけることもできます。

    キャンプにハマってしまったそこのあなた、ぜひぜひコンテナやボックスを使ってギアを上手に収納してみてください。きっと、さらにキャンプが楽しくなり、暮らしが豊かになるはずです。
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    メルカリマガジン編集部

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