いまこそ欲しい!世界のご当地エコバック10

レジ袋有料化から1ヶ月が経ち、お買い物にマイバックを使う人が急増しています。メルカリでも「エコバック」カテゴリの購入件数が、昨年7月から今年の7月にかけて12.2倍に。セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートのコンビニ大手3社では、有料化後にレジ袋を辞退する人が30%前後から75%にまで跳ね上がったといいます。

ニューノーマルなライフスタイルの必需品ともいえるエコバック、せっかくならオリジナリティあるお気に入りを持ち歩きたい! 今回メルカリマガジン編集部では、海外の“ご当地もの”トートバックをピックアップしてみました。お土産の定番から、ちょっと自慢できちゃうレアモノまでをご紹介します。(編集/メルカリマガジン編集部)

NYの老舗書店「ストランド・ブックストア」

(Strand Book Store)

ニューヨーカーのみならず、NYを訪れる世界中の観光客に絶大な人気を誇るのが、老舗書店「ストランド・ブックストア」のオリジナルシリーズ。デザインは常時20種類ほど揃えていて、新作から定番までかなり種類が豊富。日本でもファンが多いトートバックです。
故デヴィッド・ボウイやトム・ハンクスなど、著名人のファンも多いこの書店。ブロードウェイ関連の戯曲も多く取り揃え、ユニオンスクエアというマンハッタンど真ん中という立地もあり「ふらっと立ち寄ったらスターに会った!」なんていうSNSの投稿もちらほら見かけます。

ハワイ土産の定番「ホールフーズ・マーケット」

(Whole Foods Market)

ホールフーズといえば、アメリカ全土に店舗を展開するオーガニック系スーパーマーケット。店内で買える種類豊富なエコバックは、日本では特にハワイ土産の定番として有名です。地域によってさまざまなデザインがあるのも人気のポイント。生地はしっかりしたキャンバス地のものや、ペットボトルを再利用した丈夫なリサイクルポリエステル素材などを使用しており、食料や生活用品をがっつり買い込む!という方にもオススメです。

一世風靡したデンマークのインテリアブランド「HAY」

(HAY)

折り畳めて持ち運びやすいという点では、しっかりした素材より薄い生地のほうが好みという声も。そんな方には日本でも一世を風靡した、デンマークのインテリアブランド「HAY」のコットン素材のトートバックがオススメ。2018年に東京の旗艦店として表参道にも上陸しました。こちらは5000円以上のお買い物をするともらえるノベルティで、絵柄は時期によって変わるそう。ポリプロピレンでできた、マチ付きのしっかりしたショッパーも販売しているので、オケージョンによって使い分けてもよさそう。メルカリには、過去にIKEAのショッパーとコラボした限定デザインも出ているので、ぜひチェックしてみて。

激レア Gucciのフィレンツェ新名所「グッチ・ガーデン」

(Gucci)

エコバックといえど、いまや毎日のマストアイテム。ハイブランドのアイテムから選ぶのもアリかもしれません。2018年にフィレンツェのメルカンツィア宮殿内(旧グッチミュゼオ)にオープンした「Gucci Garden」は、クリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレがデザインを手掛けたショップ、レストラン、ギャラリーで構成された空間。ショップではそこでしか買えない限定アイテムが揃っているのですが、すぐ売り切れになってしまうというのがオリジナルトートバック。「Gucci Garden」のアイコンである目玉モチーフや、猫のイラストの入ったデザインなどが特に人気だそう。

豪華なコラボが楽しいロンドン「ビクトリア&アルバート博物館」

(The V&A Museum)

イギリスのエコバックといえば、“世界一の百貨店”と称される「ハロッズ」や、リバティプリントで有名な「リバティ ロンドン」を思い浮かべる方も多いかと思います。そんな王道と並んで人気なのが、ロンドン「ビクトリア&アルバート博物館」に併設されたショップ限定のトートバック。V&Aは数あるロンドンの博物館の中でも、ファッションやアーティストを独自のキュレーションで取り上げる、モダンで洗練された展示で有名です。
2013年に世界初の大回顧展を開催したデヴィッド・ボウイとのコラボデザインや、18~19世紀に活躍したテキスタイルアーティストのウィリアム・キルバーンのボタニカルデザイン、ファッションブランド「ディオール」の幼少期からメゾン設立までをフィーチャーしたDior展の限定アイテムなど、メルカリで今は手に入らない特別な1枚が探せます。

UKのヒップスター御用達「ラフ・トレード・レコード」

(Rough Trade)

ザ・スミスやザ・リバティーンズ、ザ・ストロークスなど大物アーティストを輩出してきたほか、現在もUKロックの次世代若手バンドを次々と発表している英名門レーベル「Rough Trade」。旗艦店であるロンドン東部のブリックレーンをはじめ、中心部のポートベロー、ブリストルやノッティンガム、そしてニューヨークでも店舗を展開しています。それらのショップでレコードやCDと一緒に買えるのが、ロゴがプリントされた5ポンドのトートバッグ。初期のショップバックを思わせる、シンプルでミニマルなつくりがオシャレです。

レコードマニアの聖地 アメリカ西海岸「アメーバ・ミュージック」

(Amoeba Music)

レコードショップでもうひとつ外せないのが、アメリカ西海岸で音楽好きの聖地と呼ばれる「Amoeba Music」。1990年バークレーに第1号店をオープンして以来、サンフランシスコ、ロサンゼルス・ハリウッドに3店舗を展開しています。音楽誌『Rolling Stones』の“世界で最も素晴らしいレコードショップ TOP 10”にも選ばれた名店で、広大な店内には廃盤となった希少な音盤から最新レコードまでが揃い「アメーバミュージックなら見つからないものはない」と言われています。その人気は、開店待ちの人だかりができるほど。ショップの目を引くロゴが入ったオリジナルのトートバックは、持っているだけで自慢できそう。

ネットバッグの元祖 ノルマンディーの漁師網から生まれた「FILT」

(FILT)

伸縮性と持ち運びやすさで支持されているのが、ネット素材のエコバック。昔ながらのシンプルなデザインと、ロハスな雰囲気で愛用者が多いエコバックです。このネットバックの元祖といわれているのが、19世紀後半にフランスのドーバー海峡付近、ノルマンディー地方で設立された「FILT」社のもの。漁師網からさまざまなプロダクトを生み出してきたブランドで、60~70年代にはマルシェ(市場)のお買い物で「FILT」のネットバックを使うのがトレンドとなりました。

クラシックな上品さ漂う 老舗高級デパート「ブルーミングデールズ」

(bloomingdale`s)

1861年創業でニューヨークに本店を構える老舗高級デパート「ブルーミングデールズ」。持ち歩くのがステイタスとまで言われた、伝統あるデパートの紙袋そのままを再現した「リトル・ブラウン・バッグ」シリーズが大人気です。大きさやかたちはさまざまなバリエーションがあり、ビニール製で型崩れ知らず。最近ではエコバッグとして使いやすいキャンバス地の「medium canvas bag」もロングセラーになっています。

名作のブックカバーがそのままバッグに 「ペンギンブックス」

(PENGUIN BOOKS)

イギリスの老舗出版社「PENGUIN BOOKS」が、ベストセラーのかつての装幀をそのままトートバックにしたシリーズ。『グレート・ギャッツビー』や『高慢と偏見』『オン・ザ・ロード』など、文学史に輝く名作が揃っています。カラーバリエーションも豊富で、厚手のコットン100%製。マチもついていて、本や雑誌をたくさん買い込んでも大丈夫。A4サイズがキレイに収まるので、サブバックとしても活躍しそうです。

機能性で選ぶのもいいけれど、好きなデザインやカルチャーを起点に探してみると、さらに広がる奥深きエコバックの世界。なかなか遠くには行けない今ですが、エコバックで愛着のある土地に想いを馳せたり、グッズやノベルティで推しを応援するのもいいかもしれません。自分らしいアイテムでぜひ夏のエシカルライフを楽しんでください。

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メルカリマガジン編集部

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