ガジェット2023.01.15

コスパ最強のノートパソコンを用途別・選ぶポイントごとに紹介【8選】

ノートパソコンは購入前のリサーチが重要です。とはいえ、数多くある種類のなかから、自分にぴったりのノートパソコンを見つけるのは至難の業です。この記事では、どんなノートパソコンを購入すればよいか迷っている方のために、自分の用途に合うコストパフォーマンスに優れたノートパソコンを選ぶ際のポイントとおすすめの商品を紹介します。

(執筆・編集/メルカリマガジン編集部)

コスパ最強のノートパソコンを選ぶポイント【用途別】

CPUは「Core i5」「Ryzen 5」以上がおすすめ

CPU(セントラル・プロセッシング・ユニットの略)とは、パソコンで演算・制御を行う装置です。性能が高いほど、負荷の高い処理を行うことができますが、その分価格も高くなる傾向にあります。

代表的なCPUは、Intel製とAMD製の2種類です。ビジネス向けノートパソコンならIntel社の「Core i5」か、AMD社の「Ryzen 5」以上のCPUがおすすめです。

なお、ノートパソコン購入後のCPUの交換は難しいため、購入前に性能や価格を検討しましょう。

メモリは8GB以上がおすすめ

メモリとは、CPUの演算・制御を行うための作業スペースです。メモリの単位はGB(ギガバイト)で、数字が大きいほど容量が多く、複数の処理がスムーズに行えます。

文書作成や統計資料作りなど、一般的なビジネス用途ならメモリは8GBで十分です。

ノートパソコンでオンラインゲームをしたり、クリエイター用のソフトを使ったりする場合は16GB以上あると良いでしょう。なお、ノートパソコンの場合、CPUと同様にメモリの交換や増設は難しいので、購入前に自分の用途に合った容量かをしっかり確認しましょう。

ストレージはSSD256GB以上がおすすめ

ストレージとは、パソコン上で動画や写真、エクセルなどのデータを保管する場所です。単位はGB(ギガバイト)で、数字が大きいほど、多くのデータを保存できます。

ストレージの種類は、SSD(ソリッド・ステート・ドライブの略)とHDD(ハード・ディスク・ドライブの略)の2種類があります。SSDはHDDに比べてデータの保存や読み込みを高速で行うことができ、最近のノートパソコンの主流となっています。

SSDの容量が256GBもあれば、動画や写真をある程度保存しても余裕があります。一方、HDDはSSDに比べて低コストなので、大容量タイプが購入しやすいという特長があります。

ノートパソコンの場合、CPUと同様にストレージもあとから交換・増設することは難しいですが、外付けできるタイプのSSDやHDDを購入すれば、データを保管する場所を増やすことは可能です。

コスパ最強のノートパソコンおすすめ8選

一般用途におすすめ

プライベートで動画を見たり、Webサイトを閲覧したりするのにおすすめのノートパソコンを順番に紹介します。

HP「Pavilion Aero 13-be」

CPU ・AMD Ryzen™ 5 5625U
・AMD Ryzen™ 7 5825U
メモリ 8GB
16GB
ストレージ 256GB(SSD)
512GB(SSD)
画面サイズ 13.3インチ
特長 ・本体重量が957gと軽量
・最大11時間のバッテリー
・300kgの天面体圧試験をクリア
HPの「Pavilion Aero 13-be」は、本体重量が957gと圧倒的に軽く、持ち運びしやすいノートパソコンです。CPUはAMD社の第4世代 Ryzen 5000シリーズを採用しており、動画やインターネットが快適に楽しめます。

ストレージの種類はSSDで、10秒でOSが起動する高速PCIe SSDを搭載しています。また、ネットワークはWi-Fi6のため、安定した高速通信が可能です。軽量のため持ち運びがしやすく、普段使いに十分なスペックを搭載したノートパソコンになります。

DELL「New Inspiron 14 AMD」

CPU AMD Ryzen™ 5 5625U
メモリ 8GB
ストレージ 256GB(SSD)
画面サイズ 14インチ
特長 ・大音量のオーディオが楽しめる
・アスペクト比の調整により同じ14インチの画面より大きく見える
・高性能なCPUにより処理速度が高い
DELLの「New Inspiron 14 AMD」は、大音量の強化されたオーディオが楽しめるノートパソコンです。また、16:10のアスペクト比により、画面が同じ14インチのディスプレイよりも大きく見えるのが特長です。

CPUはRyzen™ 5000シリーズを搭載しており、ノートパソコンでの作業がストレスなく行えることもポイントです。強化されたオーディオと大画面により、迫力のある映像を快適に視聴したい方におすすめです。

ASUS「VivoBook 15」

CPU インテル® Core™ i7-1065G7
メモリ 16GB
ストレージ 512GB(SSD)
画面サイズ 15.6インチ
特長 ・スペックが高くビジネスシーンでも活躍できる
・キーボードに傾斜がありタイピングがやりやすい
・超狭額ベゼルにより画面が広く見える
ASUSの「VivoBook 15」は、プライベートのみならず、ビジネスシーンでも活躍できるスペックを持ったノートパソコンです。CPUはIntel社を採用しており、クリエイティブな用途向けであることに加え、メモリが16GBもあるので動画編集も快適に行えます。

人間工学に基づく「エルゴリフトヒンジ設計」によってキーボードに傾斜があり、ストレスフリーなタイピングが可能です。また、小さなボディですが、超狭額ベゼルディスプレイにより画面が広く見えるのも特長。プライベートからビジネスまで、さまざまなシーンで使える商品です。

ビジネス用途におすすめ

Microsoft「Surface Laptop Go」

CPU インテル® Core™ i5-1035G1
メモリ 4GB
8GB
16GB
ストレージ 64GB(SSD)
128GB(SSD)
256GB(SSD)
画面サイズ 12.4インチ
特長 ・仕事で持ち歩きやすいサイズと重量
・バッテリー駆動時間は最大13時間
・Intel社の第10世代CPUを搭載
Microsoftの「Surface Laptop Go」は、仕事で持ち歩きやすいサイズと重量のノートパソコンです。本体重量は1,110g、厚さは15.69mmとなっており、カバンに入れても邪魔になりません。

バッテリー駆動時間は最大13時間と長いため、一日中外回りをする場合でも安心です。また、Intel社の第10世代CPUを搭載しているので、オンライン会議や仕事に必要な資料作りもストレスなく行えます。

ASUS「ZenBook 15」

CPU インテル® Core™ i7-10510U
メモリ 16GB
ストレージ 1TB(SSD)
画面サイズ 15.6インチ
特長 ・世界最小クラスの15インチノートパソコン
・コンパクト設計のため持ち運びがしやすい
・CPUやメモリ、ストレージなどのスペックが高い
ASUSの「ZenBook 15」は、世界最小クラス(2022年11月現在)の15インチノートパソコンです。コンパクトな設計ながら超狭額ベゼルを採用していることから、15.6インチのモニターを実現しています。持ち運びがしやすいというメリットもあります。

CPUはIntel社の第10世代、メモリは16GB、ストレージは1TB(テラバイト)となっており、ここまで紹介した商品と比べてもスペックが高いです。また、狭額ベゼルディスプレイにより没入感が高まるので、作業や仕事に集中できます。

Microsoft「Surface Laptop 4」

CPU インテル® Core™ i5-1135G7
インテル® Core™ i7-1185G7
AMD Ryzen™ 5 4680U
AMD Ryzen™ 7 4980U
メモリ 8GB
16GB
32GB
ストレージ 512GB(SSD)
1TB(SSD)
画面サイズ 13.5インチ
15インチ
特長 ・バッテリー駆動時間が長い
・モニターがタッチスクリーン対応
・CPUやメモリの選択肢が多い
Microsoftの「Surface Laptop 4」は、一日中長持ちするビジネス向けノートパソコンです。13.5インチの場合は最大19時間、15インチの場合は最大17.5時間も使用できます。モニターがタッチスクリーン対応となっている点もポイントです。

CPUやメモリ、ストレージ、画面サイズの選択肢が複数あり、自分好みの構成を選べます。また、CPUはIntel社の高性能な第 11 世代と、 AMD Ryzen™ Microsoft Surface® エディション プロセッサの2種類から、好きなほうを選択できる点も魅力です。

クリエイター用途におすすめ

アップル(Apple)「MacBook Pro13 2020」

CPU インテル® Core i5-1038NG7
インテル® Core i7-1068NG7
メモリ 16GB 
32GB
ストレージ 512GB(SSD)
1TB(SSD)
2TB(SSD)
4TB(SSD)
画面サイズ 13.3インチ
特長 ・CPUやメモリのスペックが高い
・USB-Cポートが4つある
・下位モデルとは構成が異なる
アップル(Apple)の「MacBook Pro13 2020」は、Intel社の第10世代CPUを搭載したクリエイター向けのノートパソコンです。メモリは16GBと32GBの2種類が用意されており、動画編集やオンラインゲームを行う場合でも十分なスペックがあります。

なお、本モデルはUSB-C(Thunderbolt 3)ポートを2つ備えた下位モデルと、4つ備えた上位モデルがあり、上記のスペックは4つ備えた上位モデルのものになります。下位モデルは低価格ですが、CPUが第8世代で、メモリが少ないなどスペックが異なるので注意しましょう。

Microsoft「Surface Laptop Studio」

CPU インテル® Core™ H35 i5-11300H
インテル® Core™ H35 i7-11370H
メモリ 16GB
32GB
ストレージ 256GB
512GB
1TB
2TB
画面サイズ 14.4インチ
特長 ・CPUやメモリなどのスペックが高い
・場所に合わせてモードを変更できる
・デジタル環境でクリエイティブな作業をしたい方におすすめ
Microsoftの「Surface Laptop Studio」は、同メーカーの他のシリーズに比べて高性能で、動画編集やグラフィック処理などの作業を快適に行えます。

また、通常のノートPCモードの他に、ステージモードやスタジオモードが利用でき、タブレットや紙のノートのような使い方もできます。このように、用途に合わせて使い方を自在に変えられるため、クリエイターにおすすめです。

その他のおすすめ

お得に購入したいなら中古もおすすめ!コスパの良いノートパソコンを選ぼう

ノートパソコンは新品で購入すると10万円以上、クリエイター向けの商品は20万円以上の価格の場合もあります。

メルカリなどのフリマアプリでは、コスパに優れたノートパソコンをお手頃価格で購入することが可能です。

ただし、セキュリティ面や動作面、保証などについては出品商品ごとに異なるため、購入前に出品者に確認しておくと良いでしょう。
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メルカリマガジン編集部

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