子育て2023.01.14

おすすめの抱っこひも12選【選び方をタイプ別に紹介】

快適な育児に欠かせない抱っこひも。商品によって抱き方や赤ちゃんの対象月齢、素材などが異なるため、選び方がわからずにお困りの方も多いのではないでしょうか。この記事では、抱っこひもの選び方をはじめ、おすすめの商品を特長と合わせて紹介します。

(執筆・編集/メルカリマガジン編集部)

抱っこひもの選び方

タイプ

抱っこひもは数種類のタイプにわけることができます。特に人気の、ベビーキャリー・スリング・ベビーラップ・ヒップシートの4種類について特徴をまとめました。
メリット デメリット
ベビーキャリー ・抱き方のバリエーションが豊富
・肩や腰への負担を軽減しやすい
・両手が自由になる
・抱っこひものサイズが大きい
・価格が高い傾向がある
・脱着が難しい
スリング ・新生児から使用できる
・抱き方のバリエーションが豊富
・コンパクトに持ち運べる
・価格が抑えられている
・片方の肩に負担がかかりやすい
・商品によって使い勝手が異なる
ベビーラップ ・新生児から使用できる
・赤ちゃんとの密着度が高く、リラックスしやすい
・肩や腰への負担を軽減しやすい
・巻き方に慣れるまで時間がかかる
・密着度が高いので夏場は暑い
ヒップシート ・赤ちゃんのお尻を乗せる台座がある
・肩や腰の負担を軽減しやすい
・抱っこしたり、降ろしたりしやすい
・片手が塞がる
・装着したまま座るのは難しい
ベビーキャリーは抱き方のバリエーションが豊富で、赤ちゃんの成長に合わせて選択できます。また、両肩と腰で支えるため、抱っこひもを使う側の体の負担が抑えられます。

スリングは作りがシンプルなため、比較的価格が抑えられている抱っこひもです。商品によって特長が異なり、その分使いやすさにも差が出るため、購入前に口コミを確認したり、試着してみたりすると良いでしょう。

ベビーラップは身体に巻き付けて赤ちゃんを抱っこするタイプの抱っこひもです。密着度が高く赤ちゃんがリラックスしやすいことに加え、使用者の肩や腰に負担が集中しにくいという特長があります。

ヒップシートは抱っこひもに台座やウエストポーチが付いている商品です。赤ちゃんの乗せ降ろしが楽に行えるため、赤ちゃんが大きくなったときにおすすめの抱っこひもになります。

抱っこひもはタイプによってメリット、デメリットが異なるので、自分に合ったものを選びましょう。

赤ちゃんの月齢や体重に合わせる

赤ちゃんの月齢や体重によって、抱っこひもの耐荷重や必要な機能は異なります。例えば、首がすわる前の新生児時期は横抱きが推奨されるため、スリングタイプの抱っこひもがおすすめです。

首座り期で赤ちゃんを長時間抱いたり、あるいは買いものをしたりする場合はベビーキャリー、スリング、ベビーラップが適しています。腰座り期なら、ベビーキャリーやスリング、ヒップシートを検討してみましょう。

着脱のしやすさ

抱っこひもは商品によって着脱のしやすさが異なります。

スリングやヒップシートは構造上、着脱が比較的簡単という特長があります。ただし、着脱しやすい商品はシンプルな構造であることが多く、使用する側の体への負担軽減の面ではあまり期待できない場合が多いため、購入の際は留意しましょう。

素材

抱っこひもに主に採用されている素材は、コットンとポリエステルであることが多いです。

コットンは肌に優しい素材なので、肌が弱い赤ちゃんにおすすめの素材になります。ポリエステルはメッシュ生地が多く通気性が良いので、夏場の使用に向いています。

コットンやポリエステル以外の素材を使用した抱っこひもも多数あるため、季節や赤ちゃんの状態にあった素材を選びましょう。

おすすめの抱っこひも12選

ベビーキャリータイプ

エルゴベビー(Ergobaby)「OMNI Breeze」

素材 ポリエステル
特長 ・48ヶ月目まで使用できる
・抱き方のバリエーションが豊富
・ポーチやサイドポケットが付属する
エルゴベビー(Ergobaby)の「OMNI Breeze」は、肌触りと通気性に優れたベビーキャリータイプの抱っこひもです。48ヶ月目までの赤ちゃんに使用できます。

洗濯機で洗えるメッシュ生地で、対面抱きや前向き抱き、腰抱き、おんぶに対応可能です。

また、人間工学に基づいて開発しており、肩ストラップとウエストベルトによって赤ちゃんの荷重をバランスよく分散します。ポーチやサイドポケットも付いているので、外出に便利な商品です。

アップリカ(Aprica)「コアラ ウルトラメッシュ」

素材 ポリエステル
特長 ・36ヶ月目まで使用できる
・独自の機能を搭載している
・ヘッドサポートが付属する
アップリカ(Aprica)の「コアラ ウルトラメッシュ」は、コアラの子育てを理想として開発された抱っこひもです。アップリカ独自の「ペタル(花びら)構造」と抱っこ時の体の負担に考慮した「Wトライアングル設計」、自然な抱っこに近い角度で抱っこできる「ママうで抱っこ」の3機能を搭載しています

36ヶ月目までの赤ちゃんに使用でき、抱き方のバリエーションが豊富な点も特長です。また、しっかりと首を支えたい時期や、眠ったときでも安心できるヘッドサポートも付属しています。メッシュ生地を採用しているので、夏の暑い時期にもおすすめな抱っこひもです。

ベビービョルン(BABYBJÖRN)「BABY CARRIER ONE KAI」

素材 コットン
メッシュ
特長 ・36ヶ月目まで使用できる
・素材を選ぶことができる
・使いやすく設計されている
ベビービョルン(BABYBJÖRN)の「BABY CARRIER ONE KAI」は、肌に優しいコットン素材と通気性に優れたメッシュ素材の2種類を展開する抱っこひもです。赤ちゃんの状態や季節に合った方を選びましょう。

36ヶ月目までの赤ちゃんに使用でき、対面抱っこや前向き抱っこなど4種類の抱き方が可能です。立ったままくるりと回すと、抱っこからおんぶへと切り替えられる便利な仕様になっています。

着脱も片手で安全に行えるように設計されているため、ベビーキャリーに慣れていない方にもおすすめな商品です。

スリングタイプ

スモルビ「軽量すやすや抱っこ紐」

素材 テンセルモダール
特長 ・ヘッドサポートが付属している
・着用者の両手が自由になる
・口に含んでも安全な素材を使用している
スモルビの「軽量すやすや抱っこ紐」は、スリングタイプの抱っこひもです。

一般的なスリングは片手が塞がってしまいますが、こちらの商品にはヘッドサポートが付属しているため、抱っこしている側は両手を自由に動かすことが可能です。また、首が座る前の赤ちゃんも安全に使用できます。

それに加え、エコで環境に優しい天然由来の繊維を使用しているため、肌の弱い赤ちゃんも安心です。

ファムベリー(femmebelly)「ファムベリースリング」

素材 コットン
特長 ・24ヶ月目まで使用できる
・デザイン性に優れている
・糸から厳選したこだわりのしじら織り
ファムベリー(femmebelly)の「ファムベリースリング」は、デザイン性に優れたスリングタイプの抱っこひもです。シンプルながらスタイリッシュなデザインのため、おしゃれを楽しみたい方におすすめです。

24ヶ月目までの赤ちゃんに使用でき、コットンを使用しています。また、生地は独特のシワができている「しじら織り」で、強度が強く、しなやかな手触りを実現しています。デザイン性だけでなく、素材や安全性、快適性にもこだわっている商品です。

カドルミー(Cuddle Me)「カドルミー」

素材 ニット
特長 ・24ヶ月目まで使用できる
・伸縮性の高いニット生地を採用
・ストレスフリーの気持ちよさ
カドルミー(Cuddle Me)の「カドルミー」は伸縮性のあるニットを採用した抱っこひもです。ニット生地のため、赤ちゃんは抱っこひもの中でのびのびと気持ちよく過ごせます。

24ヶ月目まで使用でき、赤ちゃんの成長に合わせて抱き方を変えられるのが特長です。家事をするときや寝かしつけるときなど、さまざまなシーンで活躍します。公式サイトで適応サイズの目安が掲載されているので、参考にしましょう。

ベビーラップタイプ

コニー(Konny)「抱っこ紐サマー」

素材 ポリエステル
特長 ・機能性素材により涼しく快適
・吸汗速乾に優れている
・カラーバリエーションとサイズが豊富
コニー(Konny)の「抱っこ紐サマー」は、夏におすすめのメッシュ素材を採用した抱っこひもです。通気性が良い機能性素材を採用し、抱っこひもの内側まで涼しく保つことができるため、赤ちゃんと抱っこしている側の両方が快適に過ごせます。

また、吸汗速乾に優れているため、汗をかいてもすぐに乾きます。洗濯後もすぐに乾くので、洗濯回数が多くなる夏に向いています。

カラーバリエーションやサイズが豊富なので、自分に合った商品を見つけましょう。

ポグネー(POGNAE)「STEPONE Air」

素材 ポリエステル
特長 ・14ヶ月目まで使用できる
・UVカット機能を搭載
・腰ベルトにより体への負担を軽減できる
ポグネー(POGNAE)の「STEPONE Air」は、通気性が良い素材とUVカット機能を搭載した抱っこひもです。使用している生地は紫外線を85%カットする効果があり、赤ちゃんを日焼けから守ります。

また、肌触りが良いメッシュ素材で、細やかな穴から体内の熱を素早く逃がします。付属の腰ベルトによって赤ちゃんの重さを効率よく分散できるので、長時間使用しても体の負担が少ない点も特長です。

ボバ(boba)「Boba Wrap」

素材 コットン
特長 ・ストラップやスナップなどが一切ない
・フィット感が高い
・オーガニックコットンを使用している
ボバ(boba)の「Boba Wrap」は、一枚布の抱っこひもです。一枚布を身体に密着させて巻くだけなので、フィット感が高く、赤ちゃんにお腹の中なかに戻ったかのような安心感を与えます。

プラスチックや金属製の装着部品が一切ないため、腰や肩に食い込まず、赤ちゃんの体重を均等に分散できます。素材はコットンを使用していますが、通常のコットンとは別にオーガニックコットンを使用している商品もあります。購入するときは、素材を確認するようにしましょう。

ヒップシートタイプ

ポグネー(POGNAE)「NO5.neo」

素材 コットン
ポリエステル
特長 ・36ヶ月目まで使用できる
・機能性に優れている
・ヘッドサポートが付属している
ポグネー(POGNAE)の「NO5.neo」は、柔らかい肩紐と静音で開け閉めできるサイレントファスナーを採用している抱っこひもです。ヒップシート部分とキャリア上部を繋ぐチャックの開閉を静かに行えるため、眠ってしまった赤ちゃんを起こさずに下ろすことができます。

さらに、生地には撥水加工とすべり止め加工が施されているため、赤ちゃんをしっかりと支えられます。

対象月齢としては、36ヶ月目まで使用できます。3Dコルセットボーンにより赤ちゃんの重さを支えるため、大きくなった赤ちゃんでも安定して抱っこできるのが特長です。高さのあるヘッドサポートも付属しており、赤ちゃんが眠ってしまったとき頭をぶつけないように守ってくれます。

ラッキー工業(LUCKY industries)「POLBAN ADVANCE」

素材 ポリエステル
特長 ・36ヶ月目まで使用できる
・台座の上に赤ちゃんを乗せる
・使用者の負担が抑えられている
ラッキー工業(LUCKY industries)の「POLBAN ADVANCE」は、台座の上に乗せるだけで抱っこができる商品です。乗せ降ろしを素早く行えるので、抱っこしたり、歩いたりを繰り返す時期におすすめです。対象月齢としては、36ヶ月目まで使用できます。

オリジナルのヒップストッパーは、赤ちゃんがずり落ちるリスクを軽減する二重設計を採用しているので安心です。また、赤ちゃんの重みがかかる箇所は縫い目が直接当たらない設計になっていることに加え、クッションによる圧迫感の軽減も期待できます。

ベネフィット(Benefit)「ヒップシート」

素材 ポリエステル
コットン
特長 ・36ヶ月目まで使用できる
・ウエストポーチが付属している
・着脱がしやすい
ベネフィット(Benefit)の「ヒップシート」は、ウエストポーチ付きの抱っこひもです。腰に装着して赤ちゃんを乗せ、腕で支える構造になっています。対象月齢としては、36ヶ月目まで使用できます。

ウエストポーチは12cmのマジックテープとバックルでしっかりと固定できるため、ずり落ちる心配もありません。ハンカチやスマホが入る収納ポケットも付属しているので、ちょっとした散歩や買いものに役立ちます。

その他のおすすめ

赤ちゃんの成長に合わせて最適な抱っこひもを選ぼう

抱っこひもは、赤ちゃんの成長に合わせてさまざまなタイプから選ぶことができます。ただし、商品によって特長が大きく異なり、赤ちゃんの月齢や体重によっては使用できないことがあるので注意が必要です。

赤ちゃんの月齢や抱き方に合った最適な抱っこひもを選ぶために、購入前にしっかりと確認しておきましょう。

メルカリなどのフリマアプリでは、さまざまなタイプの抱っこひもから、気に入ったものをお手頃な価格で購入できるので、
自分と赤ちゃんに合う商品を探してみましょう。
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メルカリマガジン編集部

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