アウトドア2023.01.26

【登山用リュック】ベテランの登山経験者が本当におすすめする容量別バックパック10選

近年のおうち時間の増加から、気分転換や体を動かす目的で登山やトレッキングをはじめたり、また興味を持っている方が多いのではないでしょうか。

登山を始めるには、たくさんのアイテムが必要ですが、今回は優先度が高い登山専用のリュックに絞って紹介します。登山経験者のみなさんが実際に使っていて、その経験のなかで本当におすすめできる登山用リュックを教えてくれました。

(執筆/高木はるか、編集/株式会社モジラフ、メルカリマガジン編集部)

登山用リュック(バックパック)の3つの特徴

山を登る際は、飲料、食料、着替え、その他アウトドアに必要なギアなど、大量の荷物を自力で持ち運ぶ必要があります。そこで必ず用意しなければいけないアイテムが、登山専用の登山用リュックです。

一般的なリュックサックと登山用リュックの大きな違いは、体へのフィット感、耐久性、機能性の3点です。日帰りの軽登山であれば日常使い用のリュックで代用できる場合もありますが、安全な登山のためには専用品を強くおすすめします。

身体にフィットする

登山用リュックは、重い荷物を背負って長時間歩き続けるために設計されています。具体的には背中にフィットする背面パッド、腰で荷重を支えるウエストベルト、幅が広く食い込みにくいショルダーベルト、左右へのブレを軽減するチェストベルトなどが付いています。

荷物を身体にフィットさせて背中全体で支え、ブレを少なくすることが、安定感と疲労の軽減につながるのです。

耐久性に優れている

重い荷物を入れたまま地面や岩の上に置いたり、木の枝葉に引っかかったりと、一般的なリュックサックよりもハードに使われるのが登山用リュックです。そのため簡単には壊れないよう、生地や構造、縫製などが丈夫に作られています。

また耐久性に優れながら、軽量であることも特徴のひとつ。撥水加工や防水の生地で作られている製品もあります。

多様な収納スペース

登山用リュックには、メインとなる収納以外にも大小さまざまなサブ収納がついています。

実際に背負って出かけてみると、行動食や飲料、地図、レインウェア、上着など、いざという時にサッと取り出せて助かるシーンに出会うはず。他にもピッケル(登山に使うつるはしのような道具)用のベルトが付いていたり、ハイドレーションパック(登山しながら給水するためのパック)を入れられたりと、痒いところに手が届くような機能がそろっています。

登山用リュック(バックパック)の選び方

使い道や機能によってもさらに種類がわかれる登山用リュック。

高機能な製品を選べば良いかというとそうではなく、どんなに優れた製品であっても、間違った使い方をしてしまうと怪我や事故の原因になってしまいます。

容量(目的地や日数で決める)

リュックの容量は、L(リットル)で表記されます。目的地や日数によって、必要な容量のリュックを選択しましょう。

荷物量のおおよその目安としては〜30Lが日帰り、40L前後が山小屋で1泊、50L〜がテント泊や縦走(下山せずに次の山に登ること)に向いています。季節や雪の有無によって荷物量が大きく変わるため、雨蓋(あまぶた・雨除けのためのおおい)やロールアップで容量を調整できる製品を選ぶのもいいかもしれません。

なお、リュックにおいて“大は小を兼ねる”という考えは通用しません。大きなリュックの中に少量の荷物を入れてしまうと、余白の中で荷物が揺れて歩きづらく、疲労や転倒の原因となるので注意しましょう。

身体のサイズに合わせる

「リュックで肩や腰が痛い」「荷物が重くて疲れる」などのトラブルに会わないためには、自分の体にフィットするリュックを選ぶ必要があります。一番確実なのは店頭で背負って確かめることですが、ネットショップを利用する場合はできません。

そこで測るのが背面長(はいめんちょう。背骨の長さのこと)。リュックのショルダーベルトの付け根からウエストベルトまでの長さにあたり、これを知ることで身体にフィットするリュックを選ぶことができます。

メーカーによっては複数のサイズ展開や、長さを調整できる製品もあるので、詳細を確認してから、購入しましょう。

【30Lクラス】日帰り登山に適したサイズのリュック

30Lサイズのリュックは、登山だけでなく旅行やハイキングにも使いやすいスタイルです。このクラスは、まずは日帰りの登山から挑戦したいという初心者の方にもおすすめです。

小さめでありながらも機能や拡張性など性能に違いがあり、メーカーごとの考え方の違いがわかります。目指したい登山スタイルに合わせて、豊富な選択肢のなかから選びましょう。

Coleman(コールマン) WALKER33(ウォーカー33)

「まだ登山し始めの頃、登山専用というより山でも街でもアクティブに使えそうなものを選びました。主に日帰り登山に使っています。

なんでも放り込めるサイズ感、それでいて荷が重くても疲れにくい、しっかりとした肩ベルトのクッション性と幅。大きめの内ポケット、外ポケットがあり整理し易いこと、付属の巾着が食糧や着替えを入れるのにちょうど良くてお気に入りです。

ストリート系としても紹介されるザックですが、ちゃんとコンプレッションベルト(ザックを背中にしっかり寄せるためのベルト)、チェスト・腰ベルト、背中や肩ベルトのクッション、背中のメッシュ、トレッキングポールループなどがひと通り揃っています。

結局、毎週末のように本格登山をするようになっても、あまり買い替えの必要性を感じなかったので、ずっと山でも街でもこのリュックを愛用しています」

(リコメンドしてくれた人;コニタンさん 登山歴/6年 登山スタイル/日帰り登山は夏〜冬山、無雪期テント泊まで。ソロが多めです)

PAAGOWORKS(パーゴワークス) BUDDY33(バディ33)

「重たくかさばるギアが多くなる冬山登山のために、収納が使いやすいザックを探していました。

ポケットが多く、一つひとつが大きいので歩いている最中でもラフにしまいやすいのが使いやすいポイントです。また、重心が高めのため一度歩き出すとスイスイ歩いていける点も気に入っています。

フロントポケットにワカン(雪上を歩行するための靴に装着する道具)を、トップリッドのポケットにはグローブやインサレーション(保温性のある防寒着)などの防寒着を入れ、デイジーチェーン(輪のような形をしたナイロンベルト)を使ってアイゼンケースやピッケル、ヘルメットを固定しています。歩いているときに使いたくなるものはメイン気室にアクセスしなくても取り出せるようにパッキングできて使い勝手が良いです。

メイン気室には縦向きにサイドジッパーがついていて、トップリッドを開けなくても素早く内部にアクセスできます。背面パッドが簡単に取り外せるので、休憩時に雪の上に敷いて座布団にしています。

PAAGOWORKSの製品はユーザのアイデア次第で自由な使い方ができるところが気に入っていて、登山の度にいい意味でパッキングに悩みます。準備段階から楽しいギアだと思います」

(リコメンドしてくれた人;ひさぽんさん 登山歴/4年 登山スタイル/スチル&ムービー撮影しながらの登山 )

山と道 MINI2(ミニ2)

「主に温泉日帰りの登山に使っています。『MINI』のシリーズは他にもあるのですが、メッシュポケットが使いやすそうだったのでMINI2にしました。

このリュックの一番の特徴は、収納力と拡張性の高さです。大きい背面のメッシュポケットはヘルメットが入る大きさ。すぐ取り出したい行動食や上着など入れておくのにも便利です。レインウェアやテントなど、濡れたものを入れるのにも使っています。

両サイドのポケットはペットボトルが2本ずつ入るサイズ。ロールトップの長さも変えられるので、簡単に容量を拡張できるのも使いやすいです。

他にもザックの下にマットを取り付けるコードがついていたり、ドローコード(袖口の裾などを締められる、留め具付きのヒモ)がいろいろなところにあったり、サイドポケットの上にバンジーコード(リュックのフロント面にクロスするように設けられた伸縮性のあるコード)がついていたりと荷物の外付けがたくさんできます。

ただし肩で背負う構造で、公式にも8キロ以内が推奨とされているので、重い荷物の時は別のザックを使っています」
(リコメンドしてくれた人;ゆっぴぃさん 登山歴/10年 登山スタイル/ソロ~少人数で日帰りからテント泊縦走、雪山まで幅広く。ベビーキャリアを背負っての子連れ登山も楽しんでいます)

Deuter(ドイター) futura22(フューチュラ22)

「登山に行くとしても日帰りしか行かないことと、普段からタウンユースで使えるリュックを探していたこともあって、このサイズのリュックに行き着きました。休みの日にちょっとしたハイキング程度で使うにはベストな大きさだと思います。

ドイツのブランドらしく、作りはとてもしっかりしています。サイドに設けられているポケットにはペットボトルが収納できて、歩きながら飲みたいときなどにサッと取り出して使っています。また、意外と気に入っているのが内蔵されているレインカバー。雨の日って、傘をさしていても背中のリュックはどうしても濡れてしまいがち。ですが、このカバーをサッと被せることで、荷物にPCなどの精密機械が入っていても気にせずに背負えるのは安心ポイントです」

(リコメンドしてくれた人;ともこさん 登山歴/4年 登山スタイル/少人数での日帰り登山)

【40Lクラス】1泊2日の山小屋泊に適したサイズの登山用リュック

日帰り登山に慣れ、山小屋宿泊の登山にステップアップする際におすすめしたいのが40Lサイズのリュックです。

泊まりがけの登山は荷物が増えて重くなりがち。身体への負担を減らすためにも、自分の体格に合った製品選びが重要になります。

サイズが大きくなるぶん、リュック自体の重量も増えます。多機能なものは便利ではあるものの一般的に重く、シンプルなものは使い方を工夫する必要がありながらも軽い傾向にあります。どのポイントを重要視するか、考えながら選びましょう。

MOUNTAIN HARDWEAR(マウンテンハードウェア)Scrambler RT40 OutDry(スクランブラー RT40 アウトドライ)

「宿泊を伴う登山や旅に使用できるサイズで、天候を気にせず使えるザックを探していました。もともと同じシリーズの35Lのものを使っていて気に入っていたので、ワンサイズ大きい40Lのこのザックを選びました。

ぱっと見は普通のザックに見えますが、防水透湿素材のOUTDRYを全面に使っていて、完全防水です。防水ザックにありがちなツルツル感がなく、自然な風合いで気に入っています。

防水性を生かすため上部はロールトップ(開口部を丸めるデザイン)になっています。さらにボトムもロールトップになっており、底に入れた荷物へのアクセスもとても良いです。また、防水ザックは外部のポケット等が省かれる傾向にありますが、このザックには多彩な収納が用意されています。濡れては困る宿泊用具や電子機器は防水のメイン気室へ、歩きながら使うものは各種ポケットへ、という使い分けができます。

天候を気にせず使えるのでそのままオートバイに積載したり、車を使わない公共交通機関の旅でも活躍中です」

(リコメンドしてくれた人;ひさぽんさん 登山歴/4年 登山スタイル/スチル&ムービー撮影しながらの登山)

OSPREY(オスプレー) KAMBER42(キャンバー42)

「バックカントリー(レジャー用に整備された区域外の山のこと)向けのザックを考えていて、ある程度容量があること、ブランドと色で選びました。まず好きなのは色。雪山でも目立つ色がほしくて赤にしました!

冷えやすい雪山での行動時に、すぐに荷物を取り出せるよう、背面がガバッと開くのはやはり便利。しかし背負い心地にはやはり若干の難があるような感じはするので、便利さと背負い心地のバランスは難しいと感じています。

冬は着込んでいるので背中のパッドがほとんどないのは我慢もできますが、夏用のパットが多いモデルに比べると劣る感じです。正直自分の腰回りにはあまり合ってないのかもしれません。

バックカントリーや冬山登山の日帰りメインで使っていて、小屋泊ならなんとかできなくもないかもしれませんが、寒がりで防寒着が多いことがあるので日帰りだけかなという感じです。

スコップとプローブ(雪崩に埋まった時に雪に突き刺して埋没場所を確定するための棒)の入れやすさは完璧。外のアクセスしやすい場所にあるので、取り出しもスムーズです。さすがバックカントリー向けの専用設計ということもあって大満足のザックです!」

(リコメンドしてくれた人;つばめさん 登山歴/13年(途中5年くらいブランクあり) 登山スタイル/日帰りメイン、たまに小屋泊とテント泊。夏より雪山の方が好きで、バックカントリーもはじめました)

mont-bell(モンベル) キトラパック40 Women's

「テント泊や宿泊登山のためのザックを探していて、40L以上の容量で防水性があることが条件でしたが、大柄なザックが多く、なかなか体格に合うものがありませんでした。このザックは女性用サイズがあり、フィッティングも上々だったため購入しました。

メイン気室は防水でロールトップ。防水の安心感はあってもアクセスは少々手間なものが多いのですが、このザックには非防水のサブ気室があり、こちらはジッパーで簡単にアクセスできます。着替えやシュラフ(寝袋)などの濡らしたくないものと、登山中に素早く取り出したいレインウェアなどを分けて収納できます。

また小物の収納も充実していて、

  • ショルダーハーネス左右にポケット:スマホなど
  • ウェストハーネス左右にポケット:行動食など
  • フロントに大きなポケット:アイゼンや脱いだウェアなど
  • トップリッド(別売で装着可能):財布やインサレーションなど

  • といった感じで使いわけています」

    (リコメンドしてくれた人;はっしーさん 登山歴/3年 登山スタイル/山小屋メシ巡り)

    【50Lクラス以上】テント泊や縦走に適した登山用リュック

    テント泊や縦走に挑戦したい方向けのサイズです。重い荷物を背負う技術はもちろん、大幅に荷物量が増えるため、パッキングの技術も必要となります。

    食事などを簡素にしてコンパクトにまとめる場合は最低でも50L、食事にこだわったり、防寒着が増える秋以降に使用したりする場合はさらに大きな60L以上がおすすめです。

    MAMMUT(マムート) Trion pro50(トリオンプロ50)

    「オールシーズンのテント泊登山で使える、堅牢でシンプルな赤いリュックを探して出会いました。お世辞にも軽いとは言えない重量ですが、硬めながら動きに追従する背面形状で岩場や藪漕ぎ(ササや雑草、タケなどが繁茂する山野をかき分けて進むこと)もガンガン攻めていける、思った通りのタフなリュックでした。

    背面に大きなファスナーがあるので、地面に置いてダッフルバッグのように荷物を取り出したり、キャンプでは道具置き場を兼用できるのがとても便利です。

    最近始めたバックカントリースキーとの相性も良く、前面の大きなポケットにはアバランチツール(万が一雪崩に襲われた時に活用する道具)を、側面にはスキーの板を付けられ、背面からの荷物の取り出しもできます。シンプルなのでどんなアクティビティでも使えるオールラウンダーリュックです」

    (リコメンドしてくれた人;ぜつえんさん 登山歴/10年 登山スタイル/オールシーズンテント泊登山、渓流や低山散策)

    MILLET(ミレー) PROLIGHTER60+20(プロライター60+20)

    「パラグライダーとテントと寝袋を入れて運ぶ際に愛用しています。全部で80Lという大容量にもかかわらず、軽量生地で作られているためリュック自体は1,550gと軽いのが特徴です。

    ポケットがすべて防水チャックになっていたり、スキーやピッケルといったギアをさして使えたりと、プロユースに耐える細かい心遣いが随所に感じられます。本体上部にはダイレクトアクセスジッパーがあって、パッキングも簡単です。

    軽量モデルながらも体のホールド感が高く、背負って歩いているときのブレが少なく、かなり疲れにくいです。70年以上も前から登山用リュックを作り続けたミレーならではのクオリティの高さだと思います」

    (リコメンドしてくれた人;呉本圭樹さん 登山歴/29年 登山スタイル/パラグライダーアジア競技大会(2018)金メダリスト。フライトのため世界各地の山を登っています)

    MILLET(ミレー) SAAS FEE60+20(サースフェー60+20)

    「テント泊用に大きなザックが欲しくて、背負い心地と値段で選びました。腰のベルトのパッドが大きく分厚くて、腰骨にしっかりフィットするのが決め手です。テントをデポ(装備・食料など一時的に保管しておくこと)にするテント泊縦走や、好きな物を詰め込む荷物多めのテント泊に使っています。

    ザックの真ん中、下部がガッと大きく開くので、奥の荷物を出し入れしやすい点が使いやすいです。またウエストベルトのポケットが大きいので、ザックをいちいち降ろしたくない休憩に役立つ行動食や、小物などを入れるのにとても便利で取り出しやすいです。

    テント地を転々とするような、荷物の軽量化が求められるテント泊の縦走にもチャレンジしてみたいので、その時はもっと小さいザックで軽量化する必要があるように感じています」

    (リコメンドしてくれた人;T田さん 登山歴/6年 登山スタイル/日帰りメイン、たまに小屋泊とテント泊)

    GREGORY(グレゴリー) Baltoro75(バルトロ75)

    「テント泊用のザックを探している時にブログで勧めている人の記事を読んで購入しました。

    購入後テント泊装備(20キロ)で3泊4日の北アルプスの縦走に使用しましたが、腰ベルトがしっかり作られており、腰で荷物を支えられるので肩があまり痛くなりませんでした。肩ベルトや腰ベルトの長さの調整もスムーズでやりやすく、フィット感も抜群です。

    ザック界のロールスロイスと言われているだけあって、背負い心地の良さに感動しました。テント泊の長距離トレッキングに最適なモデルだと思います。

    またこのモデルは、荷物の取り出しやすさも魅力的。フロントポケットは上下に大きく開き、荷物の取り出しが楽です。底部の荷物も外側からアクセス可能です。雨蓋ポケットは2つに仕切られており、分けて収納できます。サイドのボトルホルダーも斜めに作られていることで、背負ったまま取り出しやすい作りになっています。

    このサイズになるとザック自体がかなり重くなりますが、しっかりした作りで背負い心地も非常に良いので、テント泊の時はいつもこのザックを使用しています。これからも使い続けたいザックです」

    (リコメンドしてくれた人;masahiroさん 登山歴/7年 登山スタイル/乗鞍岳が大好きで1年中通いつめる。ソロ〜少人数で日帰りからテント泊縦走、雪山テント泊など)

    karrimor(カリマー) bobcat65(ボブキャット65)

    「ソロテントやシュラフ、調理道具も入れられるくらいの収納力のあるリュックを探していて、コストと軽量性、それとデザインが気に入って購入しました。とても汗かきなので、夏場の登山はどうしても背中がビチョビチョになりがち。でもカリマーのウインドトンネルシステムのおかげで背中の通気性が確保されており、背負ったときのベトベト感からはすっかり解放されました。

    またレインカバーが付いているので、雨の日にノートPCとカメラ機材などを持って移動しなければならない場合などにタウンユースとしても使っています。ただ自分は身長が180cmあるのでフィットしているように感じますが、海外モデルなのでやや大ぶりに設計されています。小柄な体型の方が日常使いするのはすこし扱いづらいかもしれません」

    (リコメンドしてくれた人;タイシさん 登山歴/10年 登山スタイル/日帰り登山、テント泊、山小屋泊での登山)

    用途と目的、自分の身体にフィットした登山用リュックを見つけよう

    登山用のリュックは「コレさえあれば最強」というものではなく、人それぞれ、用途や目的にあわせて使い分ける必要があります。公式サイトやカタログにあるスペックや経験者のアドバイスも大切ですが、一番大切なのは自分の体と用途に合ったアイテムを見つけることです。

    リュックは安全で快適な登山に直結します。お気に入りが見つかるまでは妥協せず、さまざまな選択肢のなかから検討してみてくださいね!

    高木はるか(たかぎ・はるか)

    バイク歴10年のアウトドア系ライター。主にバイクやアウトドアに関する記事もを書いています。 愛車はハイゼットジャンボエクストラ、ヴェルシス650、クロスカブ110、スーパーカブ90。

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    メルカリマガジン編集部

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