釣り2022.06.03

「気持ちいい船釣りがしたい」釣りライターが買ってきたターゲット別、船竿16本

魚(ターゲット)によって竿を変え、釣果がアップする理屈を知ると気持ちいい釣りができる」という釣り歴30年以上のライター・玉置標本さんに、いつの間にか釣り竿が増えてしまう理由と、現在所有している船釣り向けの釣り竿を紹介してもらいました。
(執筆・撮影/玉置標本、撮影/オカダタカオ、編集/メルカリマガジン編集部)

こうして釣竿は増えていく

初めて竿を握った小学生の頃から30年以上、ずっと釣りを趣味にしている。いま自宅にある釣竿は30本くらいだろうか。ちゃんと数えれば、もっとあるかもしれない。

釣りをする人からすれば「長年やっていればそれくらい普通」「まだまだ少ない方だよね」「もっと買えばいいのに」という本数だが(異論は認める)、釣りをしない人からすると「その棒の違いは何?」「なんでそんなに必要なの?」「どうせ使うのは1本なんでしょ?」「五条大橋の武蔵坊弁慶かよ!」と、当然の疑問が湧くことだろう。

そこでどこにでもいる釣り好きの一人として、誰に向けてという訳でもないのだが、いつの間にか釣竿が増えてしまう言い訳、いや正当な理由をお伝えしたい。

自宅の釣竿置き場

なぜ釣竿は増えていくのか

音楽に様々なジャンルがあるように、釣りにも川釣り、磯釣り、堤防釣り、ルアー釣り、小物釣りなど、いくらでも種類やスタイルが存在するが、今回は私がメインにしている「東京近郊での船釣り」に絞って話をさせていただく。絞ったといっても「J-ポップ」くらい幅が広いのだが。

私が考えるところ、釣竿が増えていく理由には大きく二つある。一つは狙ったターゲットの釣りを突き詰めるため。より良い道具を求めたり、状況に合わせた対応をしたり、こだわり抜いた結果として竿が増えてしまう人。これはどんな趣味でもあてはまる話だろう。

そしてもう一つが釣りたい魚や釣り方の種類がたくさんあるタイプで、私は完全にこっちである。ありがたいことに日本には移ろいゆく四季があり、季節によって様々な魚が狙える。さらに地域によって使う道具が違ったり、新しい釣り方が生まれたりもする。そういうものに次々と手を出したくなってしまうのだ。

竿を「球技のスパイク」だと思ってもらうとわかりやすいだろうか。野球とサッカーとラグビーでは、必要なスパイクは違ってくる。普通の運動靴でできなくもないが、やっぱり専用の靴が欲しくなるだろう。道具の良し悪しが結果に比例する訳でもないのは釣りも同じである。

興味の対象がやたらと幅広いのは(別に珍しくはない)、かつて「ゆるゆる釣り部」というウェブ連載をしていたという理由もある。覚えてくれている人はいるだろうか。

キス・アナゴ天婦羅セット用の竿

シマノの幻風10-180

釣りたい対象魚に合わせて最初に買った船用専用竿は、私の記憶が確かなら20年くらい前のシロギス竿だと思う。何本かの竿を経て購入したシマノの「幻風10-180」という竿をおそらく15年以上使っている。6,000円くらいだったかな。もうかなり古くはなったが、シロギスの小さなアタリを明確に伝え、その引きを最大限に楽しませてくれる。

船釣りを始めた当初はキス釣りによくいっていたので、現在所有している竿の中では一番利用時間が長いかもしれない。最近はシロギスを狙うことも減ったので、折れたり壊れたりしない限り、シロギス竿はこれ一本でいいかなと思っている。

シロギスってきれいですよね

詳細不明のアナゴ竿

私の知る限り東京湾でしかやっていない夜アナゴ釣りの竿。この釣りはほとんどの船宿がゴールデンウイーク前後にしか出船していないので、この竿の出番はとても少ない。だが海底に潜むアナゴを誘う「小突き」という動作に特化した、短くて硬くて先端だけが曲がる専用竿は絶対に欲しくなるので、年一回しか使わなくても必要だ。

これは500円くらいで買ったメーカー不明の中古竿で、おそらく昭和生まれ。昼にシロギスを釣って夕方からアナゴを狙うリレー船というシステムがあり、それに乗って最高の天婦羅ダネを調達することを年に一度の楽しみとしていたのだが、今年は予定していた日が強風で出船しなかったため、この二本は来年までおそらく出番は来ないだろう。でもいつか使うから手放す気は一切ない。

来年はアナゴ釣りに行かなくては

アジ釣りの竿は二種類「アルファタックルのアジビシ180」「エムオンのLUMIERE EX 195I」

これまでの釣行回数が一番多いターゲットはアジだろうか。船からアジを狙う場合、コマセ(寄せエサ)を詰めるカゴとオモリが一体化したビシという道具を使うのだが、その重さが大きく分けて2種類ある。昔からある重いビシを使った釣りが「ビシアジ」で、軽いビシを使うスタイルは「ライトアジ」と呼ばれ、それぞれに適した竿は当然違ってくる。ビシアジの竿でライトアジができないこともないが、カレー用の鍋でインスタントラーメンを作るような違和感が出てしまう。

アルファタックルのアジビシ180

ビシアジで使っている竿は2010年に買った専用竿、アルファタックルの「アジビシ180」。竿はそんなに劣化するものではないので、ちゃんとした釣竿であれば10年以上前の道具でも普通に使える(安すぎるものはガイドなどが壊れやすい)。ここ数年はライトアジばかりやっているため出番はほとんどないのだが、たまにふと走水などで大アジを狙いたくなることもあるので、今後も大事に保管しておく。

ビシアジにはライトアジではなかなか味わえない大物への期待感がある(ライトアジで大物が釣れることもあるけどね)

エムオンのLUMIERE EX 195I

ライトアジはいろんな竿が使える初心者に優しい釣りなので、私も専用竿は持っていない。主に使っているのは釣具屋で勧められたエムオンの「LUMIERE EX 195I」というお買い得だった竿。5,000円くらいだったかな。

検索しても情報がまったく出てこない、今となっては謎の竿だが、アジが掛かるとフニャンと気持ちよく曲がってくれるので、ずっとお気に入りの一本だ。195センチとちょっと長めなので、夏のマゴチ釣りにも愛用している。

東京湾で釣れる脂の乗った金色のアジがうまいんですよ

マゴチ釣りは夏の風物詩 撮影:オカダタカオ

タイ釣りに使っている竿

KT 関東のTHE 1-TEN S・Sリミテッド 250II

マダイは人気の高い魚種だけあって釣りの手法も多く、もちろん求められる竿も変わってくる。千葉県の外房発祥の一つテンヤ釣りは、オモリとハリが一体化したテンヤという道具一つだけで勝負するシンプルな釣りで、一昔前なら考えられなかった細さのラインを巻いたスピニングリールと組み合わせて使う。

KT 関東の「THE 1-TEN S・Sリミテッド 250II」は、まだ安い一つテンヤ竿が存在しなかった10年以上前に買ったため、私が所有する竿の中ではかなりの高額商品だが(30,000円オーバー)、買ったことは後悔していない。繊細な仕掛けで大きなタイを狙うには、専用の良い竿は必須なのだ。結局大物は釣れなかったし、ここ5年くらい使っていないけど。

塩焼きサイズしか釣れませんでした

立派なハタは釣れたのでオッケー

ダイワのA-グリップ ネライ210

東京湾では先ほど説明したアジと同じく、ビシを使ったコマセ釣り(コマセマダイ)が一般的。この釣りでは2.5~3メートルの長い竿がよく使われるが、マダイ専用竿は高いものが多いので買う勇気が出ず、2.1メートルの「ネライ」という名だけど特に狙いを絞っていない汎用性の高い竿で代用していた。

ダイワの「A-グリップネライ210」と私の相性がなぜかすこぶる良く、専用竿を使っている人以上にマダイが釣れることも多く、アマダイ釣りで使えば幻とも呼ばれる超高級魚のシロアマダイまで釣らせてくれた。イサキ釣りなどにも最適なので、今後も使い続ける一本だ。

我が人生で一番大きなマダイ

おそらくもう二度と釣ることはないであろう良型シロアマダイ

そろそろイサキ釣りのシーズンですね 撮影:オカダタカオ

ダイワのホカゲ30-300FD

2.1メートルの竿で何度もマダイを釣ってはいるが、ちょっと波がある日などは、もう少し長さに余裕のある竿で船の揺れを吸収させたい。そこで3メートルあるダイワの「ホカゲ30-300FD」を買ったのだが、「どうせならワラサ(小型のブリ)やヒラメも釣りたい」という邪念が加わったことで、マダイ用としてはちょっと固い竿を選んでしまい、結局マダイ狙いで使わなくなってしまった。

だがこの竿にも使い道はあった。穂先部分をアナゴ竿と差し替えることで、大物に耐えられる強さを持った極先調子の長竿となり、イシダイ釣りで大活躍してくれたのだ。普通の人はこういった竿のニコイチはやらないと思うが、わたしはあまり躊躇がない。

アナゴ用の竿が運命のジャストフィット!

風が強くてスーパーサイヤ人みたいな髪型になっている

イカ用の竿にもいろいろある

アルティストの船烏賊180

イカ釣りも普通の魚釣りとは違った楽しさがある。魚だったらエサを食わせてハリを口に掛けるが、ヤリイカやスルメイカの場合はプラヅノと呼ばれる疑似餌を触腕で触った瞬間に合わせて釣るのだ。

小さなアタリをとる釣りなので、水深100メートルよりも深い場所でのイカの触りがわかる穂先の柔らかさ、複数のイカが掛かっても耐えられる胴の強さ、仕掛けを扱いやすい適度な短さが求められるため、やっぱり専用竿が好ましいので買った。

私のイカ竿であるアルティストの「船烏賊180」はうっかり穂先を折って1センチ短くなっているが、使えないこともないので買い替えをためらっている。ただ釣りの最中はずっと折れた穂先を見続けることになるので、やっぱり次までに買い替えよう。

ヤリイカとスルメイカ

ダイワのアナリスターマルイカ73M-150

イカはイカでもマルイカと呼ばれる小型のケンサキイカを狙う釣りでは、通常のイカ釣りよりもオモリの重さと糸の太さが半分以下となるため、当然竿は変わってくる。当初はキス用やカワハギ用の竿を流用していたが、やっぱり専用の竿が欲しくなってダイワの新製品「アナリスターマルイカ73M-150」を買って満足していたが、しばらくするとマルイカ釣りに大きな変化が現れた。

アルファタックルのアルファソニックマルイカ158XUL

オモリを海底につけて、糸を張らず緩めずの状態で待つゼロテン釣法が流行りだしたのだ。昨年同行した友人がこの方法で連発するのを目の当たりにして、たまらず彼が使っていたのと同じゼロテン専用竿、アルファソニックの「マルイカ158XUL」を購入。高かったけどすごく楽しい竿なので買ってよかった。ただ通常の釣り方が合う日もあるので、マルイカ釣りに行くときはどっちの竿も持参している。

こちらはマルイカ。他にアオリイカやヒイカを釣ることもあるが、長くなるので割愛

カワハギ・フグ用の専用竿も必要だ

PROMARINEの極仙カワハギ180M

カワハギのようなおちょぼ口の魚は、ハリからエサだけを取るのがとてもうまい。釣るのが難しくゲーム性が高いからこそ人気の魚種であり、東京湾を主戦場とする釣り人なら一本くらいはカワハギ専用竿を持っているだろう。

この釣りにのめり込んでいる猛者は「極鋭」シリーズという定価60,000円オーバーの高級竿を微妙な曲がりの違いで何本も用意するが、私は5,000円くらいで買った名前だけは高級っぽい「極仙」という、PROMARINEの「極仙カワハギ180M」で適当にやっている。私にはこれくらいがお似合いだ。カワハギはカンカンカンと伝わってくる独特の引きが堪らないし、とろける肝の味が素晴らしい。

昨年釣った32センチのカワハギ

釣るのが難しい魚といえばフグ(ショウサイフグ、コモンフグ、アカメフグなど)も人気のターゲット。特徴的なのはその仕掛けで、釣りといえばエサを食わせてハリに掛けるものだが、フグは例外的に大きなハリにつけたエサで寄せて、錨型のハリでひっかけて釣る(食わせて釣る場合もある)。私も当初は引っかけて釣るなんて邪道だと勝手に思っていたが、やってみると奥深く楽しい釣りだった。

そんな特殊な釣り方なので、やっぱりフグも専用竿が好ましい。最初はカワハギ用の竿でやっていたが、求められる穂先の柔らかさや胴の張り具合が似ているようで微妙に違い、その違いが足のジャストフィットした靴で散歩するような釣り心地の良さに大きく影響をするのだ。

アルファタックルの夢人 湾フグ170

SOLFIESTAのChesterカットウFUGU155

フグ竿にも種類があって、「湾フグ」と呼ばれる東京湾のフグ釣りではアルファタックルの「夢人 湾フグ170」、外房ではSOLFIESTAの「Chester カットウ FUGU155」を使っている。同じフグを同じ釣り方で狙うのだが、水深の浅い場所で竿を出す東京湾はオモリが10号前後、ちょっと深場を狙う外房は25~30号と重さが倍以上違うため、竿も仕掛けも別のものが必要になるのだ。釣りってややこしいですね。

東京湾で釣ったアカメフグ。しっかり寝かせてから食べるとうまい

外房のショウサイフグ。船宿のフグを安全に処理できる資格を持った人が可食部位だけにしてくれるので、釣った魚の処理を自分でしなくても良いという点でも人気の釣りである

最近買った専用竿3本

ダイワのTENYA TACHIUO X 200

安い竿が多いとはいえ、必要な竿はだいたいもう揃ったので、しばらくは新しい竿を買う必要はないだろうと常々思っているのだが、なぜか最近また増えだしている。

東京湾のタチウオ釣りといえば、天秤というL字型の針金みたいな道具にオモリと2メートルほどのハリスがついたハリを使って、サバなどの切り身で釣るのが定番だったが、数年前に関西地方からテンヤ釣りという黒船が来訪した。通称タチウオテンヤ、あるいはテンヤタチウオ。あなたはどっち?

マダイのテンヤとはちょっと形の違うオモリ一体型の巨大なハリに、イワシを丸ごと一匹縛りつけるのだが、この釣り方だと通常の天秤釣りよりも大きなタチウオが狙えると評判なのだ。天秤を使ったタチウオ釣りは手持ちの竿で流用できたが、テンヤ釣りはまったく特徴の違う竿を使うということで、憧れのメーターオーバーを釣るためにダイワの「TENYA TACHIUO X 200」という専用竿を購入。やはり専用設計の竿は扱いやすく、おかげで狙った以上の大物を拝めたので、思い切って買ってよかった。

この竿はエギというルアーでやるタコ釣りにも使っているのだが、3キロオーバーの可能性もあるタコ釣りにはもうちょっと丈夫な専用竿を用意した方がいいのではと、捕らぬ狸の皮算用みたいなことを考えてもいる。キリがないですね。

ドラゴンと呼ばれる巨大タチウオ

エギを使ったタコ釣りにも毎年通っている

シマノのLUREMATIC S80MH

東京湾で釣れるサワラがものすごくうまいという噂を聞き、その釣りを得意とする友人と行くこととなり、これまで手を出さないようにしていた船用のルアー竿、シマノの「LUREMATIC S80MH」をとうとう購入。さらに糸やらルアーやら小物やらを買ったため、買い替えを検討していた商売道具のデジカメが買えるくらいの金額を使ってしまったが、うれしいことに立派なサワラを釣り上げることに成功。食べてみると噂通りの脂の乗り具合だった。

この出来過ぎた釣果にすっかり満足してしまい、以来一度もこの竿を使っていないが、誘われたらいつでも出撃する準備はできている。

困ったことにルアー釣りもやると楽しいんですよ

シマノの海攻マダイI S-300

そして一番最近買った竿が、ずっと憧れ続けていたマダイ専用竿シマノの「海攻マダイI S-300」である。今年の4月に手持ちの「ネライ210」で挑んだものの、釣れたのは残念ながらサバ一匹だけ。ちなみに乗船料は10,000円弱である。この日は全体的に不調だったので、竿のせいという訳でもないのだが(そもそも私の腕が悪いという話は置いておく)、仮に専用竿を使っていたら一匹くらいは釣れたかもという気持ちがどうしてもぬぐえない。

大きなクーラーボックスが空しい

マダイ竿が欲しい。でも新品はかなり高い。手持ちの竿でも実績充分。でもやっぱりニューギアを使いたい。そこで試しにメルカリで検索してみたところ、一回分の乗船料+αくらいの金額で買える良さそうな竿がちょうど登録されたところだった。釣り具メーカーのサイトには古い情報が残っていないので、この竿が発売された時期や定価は不明だが(出品者に買った時期や購入金額を訪ねればいいのだが恥ずかしい)、状態はなかなか良さそうだ。

メルカリの商品はすべて現品限り。ウダウダ迷っていたら誰かに買われてしまう。また次回も「専用竿じゃないから釣れないのでは」というモヤモヤを抱えたまま釣りをするのは精神衛生上良くないので購入した。この原稿を依頼される前の話である。この竿を販売した人は、古い竿が売れたからという理由で、また新しい竿を買っている気がする。釣り人の思考回路はそういうものだ。

こうして入手した憧れのマダイ専用竿は、期待以上の働きをしてくれた。船で3メートルの長さは長すぎるかなとも思ったが、すぐに慣れたので問題なし。仕掛けを投入してみれば、さすがは専用竿だと納得できる使いやすさ。竿を構えていて気持ちが良い。もちろん竿なんて上をみればキリがないが、この竿で迷いなく釣りに集中することができた。もっと早く買えばよかった。

今回も食いの渋い日に当たってしまったが、それでも良型のマダイが二匹釣れてくれたのは新しい竿のおかげだろう。もし釣れなかったとしても、やれることはやったのだからと後悔なく帰れたはずだ。

このように海面へと刺さる勢いで曲がる専用竿に憧れていたんですよ

やっぱり買ってよかった

初期のプロゴルファー猿が一本のクラブだけで全ホールを回ったように、腕さえあれば一本の竿ですべての魚種に挑めるかもしれない。だが私にはそんな腕などない。誘い方や仕掛けの作り方といったソフトウェアは努力で向上するけれど、竿やリールといったハードウェアはお金で解決するしかないのだ。猿だって途中からクラブを増やしているだろう。

また竿を増やす必要が発生した場合は、基本的には釣具屋さんで現物を確認した上で新品を買うことを基本路線としつつ、状況に応じてメルカリで中古も検討していこう。専用竿を使えば釣果がアップするという単純なものではないが、適材適所の道具を使うことで、こういう性質の魚がこういう深さにいるからこういう仕掛けでこうやって誘うといった、その釣りを成立させるための理屈がよく理解できるのだ。要するに釣りをしていて気持ちが良いのである。

どんな竿を買ったらいいのかわからない初心者には、親身になって相談に乗ってくれる釣具屋さんが絶対におススメだが、買いたいものはだいたい決まっているけれど予算がそんなにないから中古で探してみようかなという人は、とりあえずメルカリという選択肢を一度確認してみるといいと思う。
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玉置標本

(たまおき・ひょうほん)アウトドアや料理系の記事が多いフリーライター。好きなものは食材採取全般と家庭用製麺機。

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