時代を超えたさまざまなアイテムをメルカリで探し、リアルなユーズドアイテムの楽しみ方を紹介する連載「REAL CLOTHES by mercari」。
第二回はアメリカン“ニュー・ヴィンテージ”にフォーカス。“ニュー・ヴィンテージ”とは80年代後半から00年代あたりのヴィンテージアイテムのこと。誕生から100年を経過したものを“アンティーク”、99年以内に生まれたものは“ヴィンテージ”と呼ぶことが多く、中でもヴィンテージよりは「若い」状態で、フリークスの間で人気のアイテムを“ニュー・ヴィンテージ”と呼びます。
特に人気なのが映画や音楽などのカルチャーとコラボした限定アイテムや、年代別でアイテムのバリエーションが多い「アメリカン」。今回はアメリカン“ニュー・ヴィンテージ”のアイテムをメルカリでリサーチしてみました。スニーカー、Tシャツをはじめとしたファッションから、レコード、洋書まで。スタイリスト・和田ミリさんとモデル・在原みゆ紀さんを迎え、ユーズドアイテムの楽しみ方をご紹介していきます。
(撮影/山本恭平、スタイリング/和田ミリ、ヘアメイク/鈴木かれん、執筆・編集/メルカリマガジン編集部)
※撮影は飛沫防止シートの使用や除菌を徹底した上で行っております。
第二回はアメリカン“ニュー・ヴィンテージ”にフォーカス。“ニュー・ヴィンテージ”とは80年代後半から00年代あたりのヴィンテージアイテムのこと。誕生から100年を経過したものを“アンティーク”、99年以内に生まれたものは“ヴィンテージ”と呼ぶことが多く、中でもヴィンテージよりは「若い」状態で、フリークスの間で人気のアイテムを“ニュー・ヴィンテージ”と呼びます。
特に人気なのが映画や音楽などのカルチャーとコラボした限定アイテムや、年代別でアイテムのバリエーションが多い「アメリカン」。今回はアメリカン“ニュー・ヴィンテージ”のアイテムをメルカリでリサーチしてみました。スニーカー、Tシャツをはじめとしたファッションから、レコード、洋書まで。スタイリスト・和田ミリさんとモデル・在原みゆ紀さんを迎え、ユーズドアイテムの楽しみ方をご紹介していきます。
(撮影/山本恭平、スタイリング/和田ミリ、ヘアメイク/鈴木かれん、執筆・編集/メルカリマガジン編集部)
※撮影は飛沫防止シートの使用や除菌を徹底した上で行っております。
懐かしの映画&音楽のTシャツをメルカリで探す
まずはTシャツから。モデルの在原さんがトップスに着用しているのは映画『ホームアローン』とKFC(ケンタッキーフライドチキン)がコラボをしたもの。1991年の日本公開時に数量限定で登場、現在はデッドストックで”映画もの”好きにはたまらないアイテムなのだそう。
「マコーレ・カルキン演じる主人公ケビンのアイコニックな表情と、劇中で泥棒コンビに仕掛けるトラップの作戦地図が、ボードゲームのように描がかれていてとってもキュート。パンツにはオーバーサイズのワークパンツを合わせました。ボーイッシュなスタイルなので、アクセサリーは大ぶりなものを合わせました。Tシャツはタックインをして着こなすとすっきりした雰囲気になりますよ」(和田さん)
在原さんが手にとっているのは、1973年に公開され、カルト映画の金字塔として現在も名高い人気誇る映画『ホーリーマウンテン』(左)と、1989年に結成されたロックバンド「Hole(ホール)」(右)のTシャツ。
「当時のTシャツは珍しいカラーのアイテムが多く、サイズ感が大きめ。オーバーサイズの着こなしも楽しめます。メルカリには豊富な種類のTシャツが出品されているのですが、その中でもデッドストックや日本未上陸のアイテムを選びました。『ホーリー・マウンテン』はユーズドアイテムでしか出会えない、深緑の絶妙な色落ち感と、映画を象徴するキャッチーなイラストに惹かれます。『Hole(ホール)』のTシャツはアメリカ限定のデザイン。サイズはあえてXLを選び、一枚でも重ね着でも着回しができるものをセレクトしています」(和田さん)
Tshirt…(在原さん着用)ホームアローン・ケンタッキーコラボTシャツ(メルカリ)
(左)『ホーリー・マウンテン』Tシャツ(メルカリ)(右)「Hole」Tシャツ(メルカリ)
「マコーレ・カルキン演じる主人公ケビンのアイコニックな表情と、劇中で泥棒コンビに仕掛けるトラップの作戦地図が、ボードゲームのように描がかれていてとってもキュート。パンツにはオーバーサイズのワークパンツを合わせました。ボーイッシュなスタイルなので、アクセサリーは大ぶりなものを合わせました。Tシャツはタックインをして着こなすとすっきりした雰囲気になりますよ」(和田さん)
在原さんが手にとっているのは、1973年に公開され、カルト映画の金字塔として現在も名高い人気誇る映画『ホーリーマウンテン』(左)と、1989年に結成されたロックバンド「Hole(ホール)」(右)のTシャツ。
「当時のTシャツは珍しいカラーのアイテムが多く、サイズ感が大きめ。オーバーサイズの着こなしも楽しめます。メルカリには豊富な種類のTシャツが出品されているのですが、その中でもデッドストックや日本未上陸のアイテムを選びました。『ホーリー・マウンテン』はユーズドアイテムでしか出会えない、深緑の絶妙な色落ち感と、映画を象徴するキャッチーなイラストに惹かれます。『Hole(ホール)』のTシャツはアメリカ限定のデザイン。サイズはあえてXLを選び、一枚でも重ね着でも着回しができるものをセレクトしています」(和田さん)
(左)『ホーリー・マウンテン』Tシャツ(メルカリ)(右)「Hole」Tシャツ(メルカリ)
“アメリカンの定番”スニーカーはNIKEのコルテッツをチョイス
NIKE(ナイキ)のスニーカー「CORTEZ(コルテッツ)」。72年のNIKEの誕生から、一貫して製造が続けられている歴史あるモデルです。ナイロンとスウェードで作られたランニングシューズの発売後、レザー製、ナイロン製と素材違いが登場。耐久性とともにデザインも進化をし続け、ストリートファッションにおいても愛されるようになりました。
「今回はコルテッツのレディースモデルを選びました。先端が少し細くなっていて、全体的にフォルムがスタイリッシュであることが特徴です。ホワイトのTシャツとワークパンツを合わせたコーデのワンポイントになるように、カラーは赤をチョイス。メルカリには幅広いカラーや素材、周年モデルなど、様々な種類が出品されていましたが、このコルテッツはオールレザー素材かつシューレースも赤という洗練された雰囲気が魅力的。今回のようにホワイトにまとめた服装には足元に濃い目のカラーを持ってくると、引き締まった印象になり、バランスが良くなるのでオススメ。個性を出せるようなとっておきの“ニュー・ヴィンテージ”はスニーカーからゲットしてみるのも良いですね」(和田さん)
Shoes …NIKE WMNS LADY CORTEZ LEATHER(メルカリ)
「今回はコルテッツのレディースモデルを選びました。先端が少し細くなっていて、全体的にフォルムがスタイリッシュであることが特徴です。ホワイトのTシャツとワークパンツを合わせたコーデのワンポイントになるように、カラーは赤をチョイス。メルカリには幅広いカラーや素材、周年モデルなど、様々な種類が出品されていましたが、このコルテッツはオールレザー素材かつシューレースも赤という洗練された雰囲気が魅力的。今回のようにホワイトにまとめた服装には足元に濃い目のカラーを持ってくると、引き締まった印象になり、バランスが良くなるのでオススメ。個性を出せるようなとっておきの“ニュー・ヴィンテージ”はスニーカーからゲットしてみるのも良いですね」(和田さん)
80年代の定番カルチャーアイテムもメルカリで発見
今回はファッションだけでなくレコード、CD、洋書といったカルチャーアイテムもリサーチ。“ニュー・ヴィンテージ”はファッションに加え音楽などのカルチャーアイテムでも愛されています。例えば「レコード」。
モデルの在原さんはレコードやカセットを集めるのがとても好きで、ライフワークにしているのだそう。
「最近は『Holy Hive』というバンドのLPをメルカリで購入しました。探していたものだけでなく、古着屋さんにおもちゃみたいに置いてあるレコードもジャケットに惹かれて買ってしまったり、最近のアーティストをレコードで探してみたり。80〜90年代から始まったレコード熱が私たちの世代でも年々高まっています」(在原さん)
モデルの在原さんはレコードやカセットを集めるのがとても好きで、ライフワークにしているのだそう。
「最近は『Holy Hive』というバンドのLPをメルカリで購入しました。探していたものだけでなく、古着屋さんにおもちゃみたいに置いてあるレコードもジャケットに惹かれて買ってしまったり、最近のアーティストをレコードで探してみたり。80〜90年代から始まったレコード熱が私たちの世代でも年々高まっています」(在原さん)
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