引っ越しを機に彼女が部屋に置いていった鏡台をメルカリに出品する

春は引っ越しの季節。気持ちを一新し、今までと違う環境で新しい暮らしをする。希望に満ち溢れワクワクする一方でつきまとう、「面倒くささ」。引っ越し日が迫る中、黙々とこれは持っていく、これは捨てる…などと整理をするときの焦りと不毛さ、そして処分するモノが増えることへの絶望…。
 
この「処分」が楽しい体験になると、退屈な引っ越し作業も少しは変わってくるかもしれない。
 
みなさんは引っ越しのときに「まだ使えるもの」を捨てることが、「機会損失」になっていることをご存じだろうか? 実は、1世帯当たり推定15.5万円もの損失だとされているのだ(株式会社メルカリ調べ)。
  
自分の不用品をメルカリに出品すれば、自分が「いらないもの」を、誰かの「必要なもの」へと変え、資産にもできる。
 
今回は、渋谷区のミニマルな部屋へ引越し予定の「ヨースケ」さんが、メルカリマスター「さきっちょ」のサポートを得て、自分の不用品と思い出を整理し、「楽しい」引っ越しに挑戦する。
 
(執筆/関本麻生、編集/メルカリマガジン編集部、撮影/井川拓也)

ヨースケさんの部屋

渋谷区、家賃8万円。日当たりが良い、8・6・3畳と広めの1DK。整理整頓された余裕あるスペース。この部屋に住むのが、今回引越しをするヨースケさん。

ヨースケ

愛知県出身の21歳。 南青山のヘアサロンでアシスタントとして邁進中。

さきっちょ

メルカリ公式Instagram・Twitterを運用する「メルカリマスター」

年代物の鏡台を発見

広くて素敵なお部屋ですね。今日はよろしくお願いします! さっそくですが、ヨースケさんはなぜお引っ越しすることにしたんですか?

それ、聞いちゃいます?

今は一人ですが、少し前まで彼女と住んでたんです。美容専門学校時代の同級生で、卒業と同時に同棲することになって…

少しずつ関係がうまくいかなくなってしまって振られてしまいました。でも、僕はまだ彼女が好きだったのとすぐ引っ越す余裕もなく完全に別れられず…。仕事が終わると家でシャワーを浴び、職場へまた向かって寝る、という生活をしていました

で、詳細は語れないのですが、ある日、口論になって彼女が家を飛びだしてしまったうえに警察が来てしまう、ということがあって。警察の方には話をして問題ないと理解してもらえたので、大事には至らなかったんですが…(笑)そして僕は未練が多少ありましたが、後日無事に彼女が引っ越してお別れとなりました

完全に聞いてはいけないことを聞いてしまった

今は全然平気なんで、気にしないでください(笑)。彼女が置いていったものの処分をどうしようかなと思って…ほかにも、引っ越しで捨てようか迷っているものがあるので、今日はいろいろ教えてください

このカーテンとか…

鏡台も彼女が置いていったんです

次に住む部屋は思いっきりコンパクトな物件。なので、今部屋にあるもの全部は持っていけないんです。持っていくものを選ばないと…

ヨースケさんの引っ越し先の「超コンパクト物件」

素敵な部屋…! でも、確かに今の部屋のものは入りきらなさそうね…

好きなものを厳選する

まずは絶対持っていきたい「好きなもの」と「使わないもの」を教えてもらえますか? まだ使えるけど不要かもと思うものを分けて、一緒にメルカリに出品してみましょう

そうやって考えればいいのか。ええと、絶対持っていきたいものは、スニーカーと最近買った洋服、スキンケア用品かな

熱愛するスニーカーブランドは「EYTYS(エイティーズ)」

このEYTYSのスニーカーは、たまたまInstagramで見かけて“これだ!”と。僕は身長に少しコンプレックスがあるので、それを補えるソールの厚さがあって、さらに周りと被らないブランド。もう絶対手放せないですね

スニーカーだけじゃなくて革靴もオシャレ!

古着屋さんで見つけた「Facetasm(ファセッタズム)」のネルシャツ

僕、洋服に目覚めたのってつい最近なんですよ。もともとスニーカーだけ“一点豪華”っていうスタイルだったんですが、令和になったときに何か変えたいと思って、リサーチをはじめました

かわいいシャツ! 欲しい(笑)

愛用コスメは韓国のスキンケアブランド「TAMBURINS(タンバリンズ)」

これは友だちに教えてもらった、日本未上陸の保湿ローション。肌って人の印象決めるし、重要ですよね。やっぱ、好かれたいしモテたい(笑)

その意気だ(笑)

一緒に上京してきたタンスと彼女の置いていった鏡台

このタンス、愛知の実家から上京する時持ってきて、計4年ぐらい使ってるんですけど、次の部屋には持っていけないと思うんです。多分部屋に入らない…。もし売れるなら売ってみたいけど、こんな大きなものってメルカリに出品…できるんですかね? 捨てるにもお金がかかるし、どうしようか考えるだけで面倒くさすぎる…

ふふふ。タンスや鏡台みたいな大きなものでも、メルカリの「たのメル便」を使えば、家で待っているだけでOK。集荷日を決めて、梱包から発送、さらには設置までまるっとお願いできるんです

たのメル便」は、スニーカーやバッグなどの80cmサイズからカウチソファーなど450cmサイズまで幅広く対応する、大型配送サービスだ。

実は僕、メルカリはスニーカーを探すぐらいでしか使ったことないんです。ちょっとめんどくさそうという思い込みがあって

なるほど〜。ヨースケさん、出品ってどれくらい時間がかかると思います?

えっ

このタンスなら約5分、どん◯衛の待ち時間レベルなんですよ

うそだ

よし、やってみるぞ

まずはサイズを計測

サイズを測るメジャーがなくても、iPhoneの標準アプリ『計測』を使って、簡単にサイズを測ることもできちゃう

これめちゃくちゃ便利

キズや汚れをチェック

できるだけ詳しく状態を確認、撮影し商品情報にアップ

「出品時のコメント」は、買う人は何を知りたいかな? と考える。例えば傷の有無、いつ買ったのか、タンスなら開閉のスムーズさを載せてみるのもいいですね

商品を撮影すると、A Iが商品のカテゴリーやブランドを可能な限り画像解析してくれるので、それが正しいかチェックしてみて。ブランドがわからない場合は「選択しない」でOK。販売価格の設定は、価格設定時に提案される「売れやすい価格」を参考にすれば決めやすいですよ!

価格を決めるのが難しいので提案してくれるのは助かります!

ちなみに、引っ越しまでに早く売りたいようであれば、「売れやすい価格」より少ーしだけ安く設定することで1週間以内に売れる確率が上がりますよ。今回はヨースケさんが引っ越し作業と仕事で忙しいと思うので、「たのメル便」を使ってみてはいかが?

「配送の方法」をチェック

「たのメル便」から

サイズを設定

配送料の設定完了

あっという間に出品完了

サイズを測ったり価格設定を考えるのも簡単…ほんとに5分で出品できるとは

百聞は一見にしかず!

よし、どんどん出品しよう! うーん、これはどうしよう

「これ」

うわわ

カットの練習で使ったマネキン。ロングからボブ、ショートになるまで使えるんです

扉から出てくるとインパクトある…! レッスン用のヘアマネキンもメルカリに出品できますよ。ほら、出品されてるし

うーん、ちょっと考えます

…ちなみに、これも出品できますか?

美容師のヨースケさんは彼女が鏡にきれいに映るよう、照明を設置していた

彼女ももう使わないから、と置いていったので…

もちろん。まずは、一緒にキレイにしましょうか

僕も結構使っていたのでしっかり掃除したいです

掃除をしていると思い出も整理されていく感じ…!

タンスと同じく「たのメル便」でするりと出品。設定価格は「13,246」円

ホント、あっという間に出品できちゃいますね

出品して24時間以内に“いいね”がつかなかったら、価格を調整してもいいかもしれませんね。私は早く売りたい時は24時間そのあとは1週間程での反応を見て価格を調整して売り切ります!

よりメルカリを楽しく利用するなら、出品後も動きをチェック。「マイページ」の「出品した商品」から「目のマークの数(閲覧数)」と「いいね」を確認し、価格を調整。
 
閲覧数やいいねが多いのに売れないときは、欲しい人はいるということ。でも購買に至らないのは、価格が高い可能性がある。値段を下げたりコメントにそれをお知らせしたりすると「いいね」をした人へ通知がいくため、購入を促せる。

「売れるといいなあ」

こんなに簡単なのに、なんで今までメルカリやらなかったのかな。不要なものはメルカリに出品して、スッキリして引っ越します!

自分で選んだ好きなものとの暮らし

さきっちょのサポートで出品した鏡台が数日で売れ、あっという間にヨースケさんの部屋から運び出されたそう。

売れた後は搬出する日時を指定すればいいだけで、運び出してもらうのも5分もかからなかった…! とても簡単だったので、ほかのものもメルカリに出品してみました

着なくなった洋服をまとめたボックスをそのまま出品(ヨースケさん撮影)

僕、部屋では基本裸族なので…。なぜかとってあった部屋着は必要なかったんで、メルカリに出品しました。すごくスッキリしましたね

好きなものに囲まれた、新たな生活のスタート(ヨースケさん撮影)

引っ越し作業をするときに、自分の「好きなもの」が何かを改めて実感する。同時に、必要のないものを認識することも新しい自分への第一歩だ。
 
面倒な引っ越し作業も、今まで使ったものを整理し、誰かに必要とされる瞬間を見届けることだと思えば、少しだけ楽しくなるかもしれない。
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メルカリマガジン編集部

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