毎日の美容ルーティーン
藤森さん
僕の愛用品を語る上で欠かせないのは、やっぱり美容アイテムですね。毎日必ずパックをしています。基本は一日1回、風呂上がりですね。スキンケアで一番大事にしてるのは保湿力。次に大事なのが、引き締め効果です。肌の手入れは旅先でも欠かしません。
いまハマっているのは韓国ブランドのパックです。最近は日本の薬局で買えるので便利ですね。ここにたどり着くまでに、結構いろんな種類試してきたけど、自分なりのこだわりポイントがあるんです。取り出しやすさとか、どれくらいの生地の厚さかとか、美容液がたっぷり染み込ませてあるかとか、もうオタクですよね(笑)。特に美容液がビショビショかどうかって、保湿の面では大事なんです。水分が少ないマスクだと5分くらいでパリパリになって、逆に剥がす時痛くなっちゃう。
藤森さん
パックの後はクリームで蓋をしてあげるんです。ボディークリームも体に塗って、保湿を外に逃さないようにしています。こうした小さなケアで数年後、大きく変わってきます。これをやるだけで、明らかに次の日の肌のコンディションが違いますね。
僕はもともと乾燥肌で、肘とか膝とかカッサカサになっちゃうんですよ。冬場とか粉吹いたり。それが一切無くなりました。普段後輩のネタに対するアドバイスはほとんどしないんですが、アドバイスするとすれば見た目。明らかに手を抜いていたり、汚かったり、「人前に出る見た目じゃないな」って思ったときにもうちょっと気を遣うようにアドバイスしますね。
メイクさん御用達の美容家電「デンキバリブラシ」
藤森さん
そんな僕の「美意識」を支えるアイテムの中でも、今日はとっておきの3つをご紹介しますね。これは私物じゃないんですけど、お世話になっているメイクさん御用達の美容家電「デンキバリブラシ」です。この機械を当てるだけで美容鍼と同じ効果があるんですよ。それが手軽に自宅でできちゃう。電気が流れて、これをビーット顔に当てると、引き締め&リフトアップ効果がある。これ、びっくりしますよ。18万円するんですよ(編集部注:藤森さん購入時の価格)。
藤森さん
でも18万円の先に何を見るか。高いと思うか安いと思うか。それはその人次第。肌は一生のことですから。その18万円を飲み食いに使って肌ボロボロになるか、これ一発18万円買って、60歳までシワのないヘルシーな肌を保つか、どっち?選択はみなさんの前に日々あるということです。僕からしたら18万円で「めちゃくちゃ良い電気流してくれるじゃん」って思います(笑)。そりゃもちろん高いですよ。うん、高いな!でも何に投資するかですよね。買い物は投資だと思う。欲しい物を買う楽しみもある。こういう仕事してるからかもしれないけど、なんか行動起こすときとか物事をすすめる時とか、「これって自分にプラスになるかな、仕事にメリットあるかな」とか考えちゃうんですよね。
藤森さん
美容だけでなく、30代になって身につけるものへの意識も変わりましたね。流行りモノというよりも、なるべく長く使い続けられるようなものに愛着が湧くようになりました。僕はメガネのイメージ強いと思いますが、いま「ayame」っていう日本のブランドがお気に入りで、一番多く持ってますね。今日かけてきたのも「ayame」で、最近愛用しているべっ甲風のラウンドタイプのものです。チャラ男だからこそ品がないとね(笑)。
藤森さん
今日つけている時計は、ロレックスのサブマリーナです。ロレックスは一本は持っておきたくて、2年位探していました。実はちょっとしたこだわりがあって。僕が生まれた1983年のサブマリーナなんですよ。いわゆるアンティークなんですが、生まれ年の時計で時を刻むって、なんかロマンチックだなと思ったんですよね。
藤森さん
特徴的なのがこの文字盤のフェイス部分。ガラスみたいに見えるでしょ?でも昔のやつなんでプラスチックなんですよね。すごい傷がつきやすい。でも傷つくたびにちょっとだけ研磨して、きれいにしていくんです。すると、どんどん表面部分が丸くなっていく。それがまた可愛い。めちゃくちゃ高い時計とか、ダイヤが入った時計とかは興味がなくて。ちょっと硬派な時計が好き。ファッションも時計の好みも20代から変わりましたね。これからまた、人生を通して「ずっと使いたい」と思えるものに出会うのが楽しみです。
藤森慎吾(ふじもり・しんご)
2001年4月、明治大学政治経済学部経済学科に入学。在学中の2004年にお笑い芸人を目指し、吉本総合芸能学院(NSC)に入学。中田敦彦さんとオリエンタルラジオを結成。2005年3月に明治大学を卒業。2011年には、“チャラ男“キャラでブレイク、流行語大賞にもノミネートされた。2014年に結成した6人組ダンスボーカルグループRADIOFISHの楽曲「PERFECT HUMAN」がレコード大賞企画賞等を受賞し、第67回NHK紅白歌合戦に初出場。現在はドラマや映画、舞台など俳優としても活躍の場を広げている。