後半のテーマは「売ること、手放すこと」。中古品をあまり買わないというアイザックさんが、ポッドキャストを始めた頃にメルカリで購入した機材、最近手に入れたMC用のエフェクター、『GOLDNRUSH』のマーチ、そしてこれからポッドキャストでつくっていきたい場所について聞いた。(取材・執筆/長畑宏明、撮影/山田沙百合、編集/メルカリマガジン編集部)
中古品はあまり買わない。でも、最初の機材はメルカリだった
ーー普段、自分のモノを二次流通に出すことはありますか?
あんまりしないですね。売るくらいだったら、周りで欲しい人にあげるか、寄付することが多いです。自分自身、中古のモノをあまり買わないっていうのもあるかもしれない。
ーーその理由も気になります。
カメルーン出身の父親が中古ぎらいだったんですよ。アフリカでも、とくに昔からの信仰を大切にしている人たちの中には、「使った人のエネルギーがモノについてるから、出元がわからない服を買うのはよくない」というふうに考える人もいて。そういう感覚は多少引き継いでいるのかもしれません。
だけど、アメリカにいたときはあまりにお金がなくて、服も靴もいろんな人にもらってました。昔からなぜか、黙っていてもモノをもらえるタイプなんです(笑)。
ーーそのなかで「強いて売るなら」と持ってきてくださったのが、ポッドキャストを始めたころに使っていたZOOMのPodTrak P4。
あんまりしないですね。売るくらいだったら、周りで欲しい人にあげるか、寄付することが多いです。自分自身、中古のモノをあまり買わないっていうのもあるかもしれない。
ーーその理由も気になります。
カメルーン出身の父親が中古ぎらいだったんですよ。アフリカでも、とくに昔からの信仰を大切にしている人たちの中には、「使った人のエネルギーがモノについてるから、出元がわからない服を買うのはよくない」というふうに考える人もいて。そういう感覚は多少引き継いでいるのかもしれません。
だけど、アメリカにいたときはあまりにお金がなくて、服も靴もいろんな人にもらってました。昔からなぜか、黙っていてもモノをもらえるタイプなんです(笑)。
ーーそのなかで「強いて売るなら」と持ってきてくださったのが、ポッドキャストを始めたころに使っていたZOOMのPodTrak P4。
それこそ、これは当時メルカリで買ったんですよ。貧乏だったし、調べたら中古で半額くらいで出ていて。過不足ない機能で、ポッドキャストを始めるにはかなり優秀です。今は別の機材を使ってるから使わなくなったんですが、欲しい人がいたらあげてもいいくらい。お金がない人でも、いまはメルカリとかを使って、まず中古の機材から始められるのは良いことですよね。
ーーその一方で、最近はMC用のエフェクターを購入されたとか。
ーーその一方で、最近はMC用のエフェクターを購入されたとか。
地方の仕事で、音響の人が自分の声にリバーブとかオートチューンをかけてくれたことがあって、それが結構おもしろかったんです。MCでそういうことをやってる人ってあまり聞いたことないから、自分のスタイルにできたら新しい価値になるんじゃないかなって。今、自分でもその場で操作できるように練習してます。
ーーそういえば、今日は番組のマーチとして作ったジップフーディとマグカップを持ってきてくれましたよね。両方ともグラフィックが印象的です。
ーーそういえば、今日は番組のマーチとして作ったジップフーディとマグカップを持ってきてくれましたよね。両方ともグラフィックが印象的です。
この2つに関しては、別の意味で「売りたい」ので(笑)。当時、動画を上げ始めたときはチャンネル名もロゴも決まってなくて、とりあえず撮ったものをただ出してたんですよ。そこで、札幌のカフェで知り合った台湾人の友達に「こういうポッドキャストをやってるんだけど、ロゴ作ってくれない?」って相談して。最初からヘッドフォンやスイッチのモチーフをデザインに入れてくれて、出てきたものを見て「完璧っす」って。今もずっと使ってます。
ーーそのマーチの発売時には、札幌・大阪・東京でポップアップも開催されていました。
ポッドキャストってオンラインで完結するから、いったいどんな人が聴いてくれているのか、実際に会ってみたかったんです。ポップアップには日本人も外国人もミックスの人も、本当にいろんなリスナーが遊びにきてくれて。普段だったら会わない人たちが同じ場所にいて、仲良くなってるのを見たときに、「すごくいい空間だな」と思いました。
ーーそのマーチの発売時には、札幌・大阪・東京でポップアップも開催されていました。
ポッドキャストってオンラインで完結するから、いったいどんな人が聴いてくれているのか、実際に会ってみたかったんです。ポップアップには日本人も外国人もミックスの人も、本当にいろんなリスナーが遊びにきてくれて。普段だったら会わない人たちが同じ場所にいて、仲良くなってるのを見たときに、「すごくいい空間だな」と思いました。
「その人をどれだけ知ろうとするか」。ポッドキャストと人間味
ーーこれから日本でポッドキャストを広げていくことも、ひとつの目標ですか。
そうですね。自分もポッドキャストのおかげで今こうやって生きていけているので、そこには貢献したいです。日本はまだ番組同士で競争するより、まず母数を増やすべき段階。自分たちが4、5年やってきたノウハウを企業や別のチームに渡して、そこで継続できる仕組みを作ることもやっていきたい。
ーーポッドキャストの一番の魅力は何だと思われますか。
AIがこれだけ発達したいま、正解を見つけるプロセス、あるいは正解のないことを話すこと、人間味みたいなものはより大事になるはず。ポッドキャストって、その人の考え方だけじゃなく、言葉のチョイス、しゃべるペース、表情、体の使い方まで全部が出るじゃないですか。だから、これからもっと必要とされると思ってます。
ーー最後に、アイザックさんはご自身の番組でインタビューされるとき、何を一番大事にされているのかを教えてください。
超シンプルに、その人のことをどれだけ知ろうとするか。興味を持つことだけです。この会話から何を学んで、自分の人生にどうプラスにするか。だから、自分と違う考え方の人の方がおもしろかったりするんですよ。どんな意見でも、「そういう見方もあるんだ」って一回受け入れてみる。別にそれを自分の答えにしなくてもいい。そのプロセスが好きなんです。
そうですね。自分もポッドキャストのおかげで今こうやって生きていけているので、そこには貢献したいです。日本はまだ番組同士で競争するより、まず母数を増やすべき段階。自分たちが4、5年やってきたノウハウを企業や別のチームに渡して、そこで継続できる仕組みを作ることもやっていきたい。
ーーポッドキャストの一番の魅力は何だと思われますか。
AIがこれだけ発達したいま、正解を見つけるプロセス、あるいは正解のないことを話すこと、人間味みたいなものはより大事になるはず。ポッドキャストって、その人の考え方だけじゃなく、言葉のチョイス、しゃべるペース、表情、体の使い方まで全部が出るじゃないですか。だから、これからもっと必要とされると思ってます。
ーー最後に、アイザックさんはご自身の番組でインタビューされるとき、何を一番大事にされているのかを教えてください。
超シンプルに、その人のことをどれだけ知ろうとするか。興味を持つことだけです。この会話から何を学んで、自分の人生にどうプラスにするか。だから、自分と違う考え方の人の方がおもしろかったりするんですよ。どんな意見でも、「そういう見方もあるんだ」って一回受け入れてみる。別にそれを自分の答えにしなくてもいい。そのプロセスが好きなんです。
AI時代に欲しくなるのは「人間味」(ゲスト:アイザック)
出典: YouTube
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